一日中あなたの側で気分をコントロールしてくれるアイテム

定番になりつつある「ワイヤレスイヤホン/ヘッドホン×ノイズキャンセリング」の組み合わせ。BOSEの「QUIETCONTROL30 WIRELWSS HEADPHONES」もこれに該当するものですが、しかしストレートに言って次元が違います。

©2018 TABI LABO

というのも、従来のノイズキャンセリングヘッドホンではせいぜい3段階程度のノイキャンレベル調節が一般的なのに対して、なんとQC30は12段階で可能だから。もちろん「これぞBOSE」というどっしりとした低音とクリアなサウンドはそのままにです。

ここまでくると、もはや騒音は打ち消すものではなく、自由にコントロールするもの。そのメリットは、シーン別で考えてみるとわかりやすい!

ノイキャンレベル12(MAX)
騒音を完全に遮断

急いで仕事を終わらせたい。何かアイデアをひねり出したい。とにかく集中したいときは、レベル12で騒音をシャットアウト。

これは体感してもらうほかないのですが、なんというか山奥のお寺で徹底的に自分と向き合える感覚。驚くほど周囲の騒音が気になりません。さすがMAXです。

あえて音楽を流さずに図書館のような静けさを作り出す、なんて使い方もできますね。

ノイキャンレベル8
“聞こえなきゃいけない音”は逃さない

電車内での乗り換え案内や空港での搭乗アナウンスなど、完全に音を遮断してしまうと困ってしまうときはレベルを少し下げて。

周囲の話し声はほとんど聞こえないので、音楽に集中できる一方、大切な情報は逃しません。

ノイキャンレベル4
周囲の音も“ちゃんと聞こえる”

外を歩いているときは、車や自転車が近づいてくる音には気を配っておく必要があります。ここはレベル4くらいで、音楽は“それなりに”楽しみましょう。

ノイキャンレベル1
まるでカフェのBGM

いつものコーヒースタンドで、出来上がりを待ちながら店員と話すとき。どちらの服がいいか、ショップスタッフに相談しているとき。こうしたシチュエーションで普通に会話ができるレベルにまで、ノイキャンをコントロールできます。

イメージはカフェで流れるBGMといったところ。適度なざわざわが心地いい場合もありますよね。

レベルの調節は
本体ボタンとアプリで使い分けを

©2018 TABI LABO

ノイキャンレベルの上げ下げは、本体のボタンだけでなく、BOSEの公式アプリ「Bose  Connect」でも可能。ユーザーの使用状況に応じた“最短距離”で操作できるのは気が効いています。

ちなみに、試しに一日中装着してみましたが、首の疲れはまったくありません。これも軽量かつソフトで肌触りのいいネックバンドのおかげ。どれだけサウンドやノイキャンにこだわっていても、快適さを欠いてしまうと音を楽しむことなんて到底できませんから。

Top photo: © 2018 TABI LABO