空港でも「プライベートシネマ」

ヨーロッパの空港では、ベンチで仮眠をとる人をあまり見かけなくなった。日本とは異なる治安が影響しているのかもしれないが、それ以上に多くの仮眠室が設置され始めていることに関係がありそうだ。

どんなターミナルにも必ずと言っていいほど、昼寝をできる場所がある。

ここで紹介するスロベニア発の「AirPod」も、プライベート空間を確保しながら仮眠のとれるスペースを提供してくれる。だけど、映画館に行く感覚でも使える。

好きな映画を観て
待ち時間を過ごす

© AirPod

「AirPod」は、大人1人が数時間を過ごすのに、大きすぎず小さすぎない空間になっている。ベッド以外にも、デスクやテレビがついているという。

このテレビはAmazon Fire TVに対応しているので、AmazonビデオやNetflix、Huluなどの自分のアカウントにログインできる。思いのままに映画やドラマを楽しめるのだ。

飛行機などの周りの音を完全にシャットアウトできるそうなので、騒音に邪魔される心配もない。

「AirPod」のサイズは他の企業に比べてもコンパクトだし、設置をするのも簡単だ。ターミナルだけでなく、出発ゲートのすぐ近くでも仮眠スペースを利用できるようになるかもしれない。

Top photo: © AirPod
Reference: AirPod
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。