「インスタ映え」でも「美味しさ」でも勝負しないレストラン

5月19日〜22日でニューヨークに一時的にオープンしたレストラン。その内装とここで振る舞われた料理には洗練された雰囲気が漂っている。

俗に言う「インスタ映え」する写真も撮れそうなのだが、他にも注目すべきポイントがある。

「食料廃棄」について
みんなと話したい

© 2018 Ikonproductions
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レストラン「Nolla」は、食料廃棄ゼロの運動を牽引しているフィンランドでも、真っ先にゼロウェイストを実現した。

ここでシェフとして働くLuka BalacさんとCarlos Henriquesさん、Albert Franch Sunyerさんが協力した結果、大量消費を注意喚起するニューヨークのイベントが実現した。

食料の消費の仕方をどうやったら変えられるのか?料理方法を変えるべきなのか?いかに生きていくのか?

食料廃棄を出さない料理がサーブされるとともに、ゼロウェイストを実現する方法が「Zero Waste Bistro」では話されたようだ。

もちろん、彼らはシェフとして味にも見た目にもこだわっている。だけど、もっとも大切にしているのは、「どうやって食料廃棄を出さない世界をつくれるのか」ということ。

このアイデアを広めるためにニューヨークという場所を選んだのは、大量消費のイメージが強いアメリカを変えられれば、他の国も同じように変わると考えたからかもしれない。

Top photo: © 2018 Ikonproductions
Licensed material used with permission by Zero Waste Bistro
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。