超一流選手の汗が染み込んだ「ボール」がスピーカーとして手に入るなんて!

熾烈な戦いが繰り広げられている全仏オープン2018。
大会も佳境に入ってきましたね!

毎夜、錦織選手のさらなる活躍に胸膨らませながら、片手にお酒、片手にポップコーン(またはスルメ)、目前には大音量にしたTVと、バッチリ"環境"をつくって観戦しています。

とくにこだわりは、TVの音量。
球を打つあの音がたまらないんですよね。

"ポシュンッ"

って音。

あなたもですか?気が合いますね。

せっかくなら、もっとバッチリ"環境"をととのえたい!

使い終わったテニスボールの
Bluetoothスピーカー

© hearO
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この「hearO」は、テニスボールをリサイクルしたポータブルBluetoothスピーカー。

耐久性や空洞な内部、ゴムとフェルトの層など、テニスボールならではの特徴を利用して、バッテリ寿命と音量、音質すべてにおいて理想的なスピーカーになっています。

でもこのスピーカーの最大の魅力は、ここではないんです。

実は、チャンピオンシップのテニスボールでつくられているのです。
そう、あの一流選手たちが実際に試合で使ったもの!

年間で生産される球数は
3億個!

© hearO

元テニス部の方なら想像がつくかもしれませんが、四大大会で消費される球数って想像を超えるほどの、ものすごい量なのです。
たとえば……

オーストラリアオープン:48000個
全英オープン:55000個
全仏オープン:60000個
全米オープン:70000個
合計:23万3000個!

な、なんとっ!な数字ですよね。
年間でテニスボールに使われる総素材重量は1800万kg。
世界年間生産個数は、3億個にも及ぶのです。
もはや言われてもピンと来ないくらい、莫大な量です。

こうした背景から、このhearOは生まれました。
実際にいま販売しているものは、2017年の全英オープンで消費されたボールをリサイクルしています。

フェデラーやジョコビッチ、そして錦織選手が使ったかもしれない、汗と想いが染み込んだ貴重なボールだと思うと、なんだか急に愛着がわきそうな気がしませんか?

© hearO

価格は£60.00(約8700円)で、テニスボール缶を連想させるケースもいい感じ。

WEBサイトから購入できますが、ロンドンで製造設計されているため、さすがに今すぐ注文しても、今期の全仏オープンには間に合わない……。

けれど、7月に待ち構えるウィンブルドンには間に合うかもしれません!

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選手が使ったボールから聞こえる、あの音。

"ポシュンッ"

なんて贅沢なんでしょう。

Top photo: © hearO
Licensed material used with permission by hearO
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