あえて黄身はまぜない「真っ白スクランブルエッグ」

卵黄を使わず、卵白だけでつくる真っ白なスクランブルエッグを食べたことありますか?

なんでわざわざ卵白だけ?と思うかもしれませんが、ストイックに筋トレをしている人は、卵黄は食べずに卵白だけ摂っている人も多いですよね。またコレストロール値が高い人にとっては卵白のみのほうがヘルシーですし。

でも「エッグホワイトスクランブル」って、ぶっちゃけマズいよね、と「Food52」のMarian Bullさん。というわけで、彼女が試行錯誤をしながら考案した、ぜったいに美味しくいただけるフワッフワ「エッグホワイトスクランブル」のつくり方をご紹介!

あえてつくりたい!
"真っ白"なたまご焼き

© iStock.com/LauriPatterson

卵白の使い道は、もちろんメレンゲ以外にもたくさんあります。泡立てたり(ほとんどこれ)、焼いたり。クリームたっぷりのメレンゲケーキもその1つですが、最近体重が増えてしまったので、つくろうとは思いませんでした。ダイエット中は卵白に豊富に含まれるたんぱく質をしっかり摂取したいですからね。

というわけで、私は卵白で上手にスクランブルエッグをつくるコツを探ることにしました。なんせ卵白だけを焼くと、見た目がぐちゃぐちゃになっていつもガッカリしていましたから。

卵白が誇るべき点といえば、摂取できるたんぱく質の量くらい。あとはカロリーが低いところ。正直とくにクセになる味でもありませんし、一瞬にしてゴムっぽい質感になっちゃいますしね。

ですが、卵白をおいしくいただける方法を見つけ出したのです。
コツは、オイルかチーズなど、すこ〜しだけ脂を加えること。あとは黒こしょうやスパイス、ネギ、それからハーブなど、好きな調味料を加えるだけ。

丁寧に調理してあげれば、固めでシャープなチーズのように固まってくれます。穀物入りのパンにも合いますし、一気に朝ごはんがゴージャスになりますよ。でも、ゴージャスすぎないところがまたいいんです。

作り方

© 2016 Food52

【1】卵は3〜4つほど用意。卵とひとつまみの塩をボウルに入れて、フォークで混ぜる。

【2】エッグホワイトスクランブルをつくるには、テフロン加工のフライパンが◎。鉄製のフライパンよりも扱いやすく、オイルもそこまで必要ないため、黒ずむ心配もなし。まず、オリーブオイルもしくはバター(またはギーでも)を小さじ1〜2入れて、中火〜弱火にかける。唐辛子フレークをひとつまみ入れて、フライパンの中で弾けはじめたら卵白を加える。卵白は数秒フライパンの上で休ませてから、ゴムヘラでかき混ぜる。

【3】火を通している間に、チーズと細かく切ったニラ、春たまねぎ、もしくはハーブを用意。卵ができあがってきたら、すったチーズを1/4〜1/2カップ分ほど入れる(量はお好み)。ちゃんと溶けてくれるようにチーズを卵で囲いながらスクランブルする。まだ少しだけ卵白の透明さが残っているところに唐辛子と細かく切ったニラ、春玉ねぎ、ハーブを入れる。卵はふわふわに見せたいので、野菜類やハーブ類は火が通ったら、お皿に移して完成!

© 2016 James Ransom
Top photo: © kiboka
Written byMarian Bull
Licensed material used with permission by Food52
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。