伝説のフェス主催者「FRUE」が選んだ夢の24曲

selected by FRUE。伝説のフェスは継続なるか!? 大ピンチのクラウドファンディング中、FRUEは5月20日のAM2時に“呼びたいアーティスト”を集めて夢のプレイリストをつくった。資金調達は5月23日まで。奇跡を望むファンたちが声をあげはじめ……。

緊急!

ジョン・メデスキの『Waiting at the Gate』から始まるこのプレイリストは、2017年秋の音楽フェス、FESTIVAL de FRUEの主催チームが、2018年の開催へ向けて“呼びたいアーティスト”をイメージしながら集めた夢の24曲だ。

FESTIVAL de FRUEは、当時最もとんがっていて最先端、と言われたほど高い評価を受けた。とくに、出演者の選びは豪華で、なかでもモロッコの音楽家集団、ザ・マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカを日本に初めて招聘したことは伝説的に語られている。本来であれば、年に1度、現地でのみ、全世界で50人だけが体験できる超激レアイベントだ。

そのFRUEが、2度目となる2018年のフェス開催へ向け、クラウドファンディングを開始した。目標金額は700万円。だが、募集期限の1週間前の時点で調達できていた資金は300万円に満たなかった。今年は難しいかもしれない、もしかしたらその後の存続も……。

 

そんな意見が少しづつ変わり始めた。

 

前回のフェスを体験した人や、この5月にFRUEが招聘したエルメート・パスコアールのライブを体験した人、2018年の開催を渇望するファンたちが声を上げ、パトロンが増えはじめた。

FRUE存続のために、フェスには行けないけど支援をするという人も現れた。そうして3日ほどがたち、5月21日の15時時点で500万円を超える支援が集まった。

 

あと3日間で、残り180万円ほど。もしかしたら……。いけ、いけ!

 

そんな希望が生まれ、たったいまもリアルタイムで支援金額が目標へと近づいている。その進捗から目が離せなくなっている人もいる。

このクラウドファンディングは、5月23日水曜日の23時59分まで。目標金額に1円でも届かなければ、フェス開催は中止となる。まさにその瀬戸際。FRUEが5月20日のAM2時に選んだ24の楽曲とそのアーティストたちの名前は、出演者として招聘できる可能性をもった希望の種でもあり、はかなく消えてしまうかもしれない夢でもある。

FRUEのTwitterアカウントに要注目だ。このプレイリストが幻となるか、現実となるか、ライブ感をもって確かめられる。FESTIIVAL de FRUEについてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事もどうぞ。

Top Photo © 2014/Yuriko Shimamura
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。