東海岸といえばクラムチャウダー。では西海岸を代表するチャウダーは?

クラムチャウダーといえば、米ニューイングランドの東海岸が発祥地。貝や野菜を入れた白いクリームスープ、というイメージしかなかったのですが、どうやら何種類もあるらしく、なかにはトマトピューレを使った赤いスープもあるんだとか。知らなかった!

ここに紹介するクラムチャウダーもまた新顔。Catherine Lambのレシピを「Food52」より紹介しましょう。スモーキーな西海岸テイストの一品です。

Photo by Bobbi Lin

クラムチャウダーには、ニューイングランド風とマンハッタン風のふたつの種類があります。いずれも東海岸発祥のもの。でも、西海岸風のクラムチャウダーはないのはナゼ?って思いませんか。

それが、あるんです。

クリーミーで風味も独特、スモーキーなクラムチャウダーが。具材はスモークサーモン、ケッパー、クリームチーズとリーキが仲良く入っています。サワードウのブレッドをくり抜いた器に入れれば、さらにおいしくなりますよ。

【材料(6〜8杯分)】

オリーブオイル:大さじ2
バター:大さじ1
コーシャーソルト:小さじ1

 

玉ねぎ(小):1個(さいの目切り)
リーキ(大):2本(水に漬けて、土を払う)
セロリ:2本(さいの目切り)
にんにく:4つ(みじん切り)
じゃがいも:3カップ、もしくは450グラム

 

フェンネルシード:小さじ1/2
ローリエ:2枚
トマトペースト:大さじ2
トマトの缶詰:3260グラム
魚のだし:3カップ(鶏のだしでも、野菜のだしでOK)
ケッパー:小さじ3に塩水を小さじ1
クリームチーズ:115グラム(キューブ状に切っておく)
ハーフアンドハーフ(なければ牛乳で代用):1/2カップ
ホットソース:大さじ1

 

スモークサーモン:1カップ(細かく刻んでおく)
パセリ:1/4カップ
レモン1切れ:(飾りつけ用)

 

スープをサワードウブレッド(あるいはハードな丸パン)に注ぐのであれば、ボウル型にくり抜きましょう。スープにつけるのであれば、サワードウを数切れ用意。

【作り方】

1.
大きなスープ鍋、もしくはダッチオーブンにバターとオリーブオイルを入れて、中火で温めます。そこに玉ねぎ、ニラネギ、塩、こしょうを入れて、ソテーし、玉ねぎが透明になるまで5分ほど炒めます。

 

2.
次にガーリックとポテトを入れます。そこにローリエとフェンネルシード、トマトペーストを入れて、少し炒めます。それから刻んだトマト、だし、ケッパーを入れて、じゃがいもが柔らかくなるのを目安に10分〜15分ほど茹でます。

 

3.
ローリエを取り出し、クリームチーズを加えて、スープに溶かします。それからハーフアンドハーフを入れ、完全に溶けるまで混ぜ続けます。

 

4.
スープがぐつぐつ煮立ってきたら、スモークサーモンを入れて、火が通るまで煮ます。そのあとにホットソースを投入して混ぜ合わせればできあがり。

 

5.
出来上がったチャウダーはサワードウボウルに入れるか、スープにつけて食べられるよう、横にサワードウブレッドを何切れか添えて。細かく刻んだパセリとレモン切れを飾り付けて、ホットソースは横に添えて。

 

最後にプロからのアドバイス
チャウダーは二日めが断然おいしいですよ!

Written byCatherine Lamb
Licensed material used with permission by Food52
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