手の届く名作「グラス」。

高級品やハイブランドには人並みに興味があるし、その背景にある歴史やストーリーも好物。憧れはある。

とはいえ、“買える”っていうのはすごく重要なことだ。どんなにいいものでその価値を認めていても無い袖は振れない。当たり前だけど。身の丈に合っていない高価な品物は、どうしても情報や知識として消費するだけになっちゃう。

だから、『ビー!』では平均的な都市生活者である自分や周囲の人たちがリアルに使ってるもの、使えると思ったものしか紹介していない。

なんの話かって、「ANDO'S GLASS」だ。

デザインはジャスパー・モリソン、製作は松徳硝子という豪華な組み合わせによって生まれたグラスは高級感のある佇まい。だけど、1個税込1,944円。とても控えめな価格設定だと思う。Amazonでもすぐに見つかるほど流通もしている。

そもそもこのグラスは、『ANDO GALLERY』の安東孝一氏が、“普段使いできるシンプルなグラスを”とジャスパー・モリソンにデザインを依頼したものらしい。コンセプトが普段使いだからこそ、この価格というわけだ。たしかにこれぐらいなら多くの人にとってリアリティがある。

ところで、今個人的に気に入っているのが、この「ANDO'S GLASS」とmortar(モルタル)のコースターというセットアップ。

このふたつ、最高に相性がいい!

今、僕らがリアルに使っているもの、使えるもの。『ビー!』の記事は、毎日1本公開中です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。