「人生にフィットしたスーツを纏う人」を表彰するTOKYO SUIT AWARD2018、開催。

スーツは堅苦しい、息がつまる。仕事で着る必要がなければ縁がないと、決めつけてはいませんか?いま、スーツは進化し始めています。仕掛けているのは、FABRIC TOKYO。ビジネスシーンだけではなく、ライフスタイルに合わせたスーツを提案しています。

今回は、FABRIC TOKYOが主催する、TOKYO SUIT AWARD2018の授賞式の様子をレポートしていきます。

スーツの概念を変えていく
FABRIC TOKYO

一説では、スーツは地球上のさまざまな気候や環境に対応できる、最も機能性のある服だと言われています。FABRIC TOKYOは、スーツが本来持っているポテンシャルを、クリエイティブなシーンで発揮させるために生まれた、現代のオーダーメイドサービス。

TOKYO SUIT AWARD2018は、「いままでのスーツを脱いで、新しいスーツに着替えよう。」というコンセプトで開催され、約10万人のユーザーより募集されました。

審査基準は、人生を面白く生き、また、
その人生にフィットしたスーツを纏う人。

授賞式が開かれたのは「スーツを仕立てる日」と定められた3月2日。快晴の空の下、スーツをバシッと着こなした大勢の人たちが会場へと足を運びました。

FABRIC TOKYO代表取締役社長、森雄一郎さんの挨拶から、授賞式は始まりました。

FABRIC TOKYO代表取締役社長 森雄一郎

「私たちFABRIC TOKYOは、Fit Your Lifeというコンセプトのもと、サイズだけではなく、その人の生き方にフィットするスーツを作っています。既成概念に囚われず、それぞれ個人の生き方を自由に表現してほしいと思っています。
本日3月2日を「スーツを仕立てる日」に設定し、毎年アワードを開催していきます。このアワードには、スーツの概念を変える、という意思を込めています。自分の夢に向かって日々挑戦する人から多数のエントリーがあり、挑戦者と呼ぶにふさわしい4人の審査員をゲストに招きました。TOKYO SUIT AWARD2018 by FABRIC TOKYO。どうぞお楽しみください」

審査員として招かれたのは、LeaR株式会社代表、小橋賢児さん。登山家、栗城史多さん。ランサーズ株式会社代表、秋好陽介さん。そしてTABI LABO代表の久志尚太郎の4人。
一見、普段スーツ着るの?と疑問すら抱く個性ある審査員が、夢に向かって挑戦する人を見極めます。

チャレンジしている人にとって、
スーツは試合着。

まず表彰されたのは、審査員特別賞。
受賞されたのは、若林勇太さん。元スピードスケートの選手で、怪我で引退した後、様々な事業に携わっているそう。

受賞の理由を、審査員の栗城さんがコメントしてくれました。

栗城「今までずっとスピードスケートをやってこられて、今度は教育だったり、スピードスケートをどう人に伝えていくかを考え、起業をされた。挫折を超えてチャレンジをしている姿が素晴らしいなと思いました」

続いては、はたら区民栄誉賞。この賞は、働き方が面白く時代性を表している方を表彰するというもの。
この賞を受賞されたのは、北野達也さん。スポーツビジネスに関わり、国内外を飛び回る世界で活躍されている方です。

選考のポイントを、審査員の秋好さんから伺いました。

秋好「北野さんは、外資系企業やインターネット企業で働き、国内外に関わらず1人でいろんな働き方をしています。まさに未来の働き方だなぁと感じました。そして、スーツはあなたにとってどういうモノですか?とお聞きしたときには、「試合着みたいなものだ」と答えてくれました。スーツに対する想いも自分らしさがあり、素晴らしいなと思い、選ばせていただきました」

スーツは世界で唯一、
共通言語になれる服。

最後は、グランプリの発表です。

TOKYO SUIT AWARD2018の栄えあるグランプリは、森光さん!
医者として働きながら、モデルなどいろんな仕事をしている森さん。しかも、これからさらに驚きの人生を歩んでいくそう。

グランプリに選ばれた理由は、何だったのでしょうか。

久志「森さんは、これから船医として世界中を巡るそうです。ちょっと僕が理解できないくらいすごいなと。夢を追いかけながら自分の可能性を切り開いていくというのは、とても FABRIC TOKYOっぽいなと思いました」

小橋「夢が、世界10周することって書いてあったんですよ。ある意味スーツは、世界中で通用する共通言語だなと思います。スーツに着替えることで、いろんな人と話せる、いろんな場所に行くことができる。唯一の共通の服です。夢を持った彼がいろんなスーツを着て、楽しんで、羽ばたいてほしいと思い、今回選ばせていただきました」

どんな生き方にも
似合うスーツがきっとある。

大盛況のうちに閉会した、TOKYO SUIT AWARD2018。
受賞者の方々のように、自分の生き方に合わせてスーツを着る人は、本当に格好良く見えますよね。オーダーメイドスーツ、一度ちゃんと作ってみたくなりました。

TOKYO SUIT AWARDは、来年も開催予定。あなたも、応募してみてはいかがでしょうか。