元ホームレスのチョークアーティスト「ちょっといい話」

飲食店の外で見かけることが多いチョークアート。今日のおすすめメニューなどの情報を目で追ってしまう人は少なくないはず。クオリティーが高いものであれば特にね。

例えばこういうのとか……。

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これらを描いたのは、Cosmin Mihai Moraruさん。3年ほど前、うつ病に苦しむホームレスだった時期に始めたという。

きっかけは、ある日通りを歩いていた時に、カフェの店員がブラックボードの看板の前で絵を描くことに苦戦している姿を見た時のこと。美術を学んだ経歴があるMoraruさんは、声をかけて手伝うことにしたんだとか。

以後、Moraruさんはチョークアートに熱中するように。

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以来、Moraruさんは精神的に安定するようになったんだとか。

「絵を描くことが楽しかったし、どうせなら多くの人が本気でやろうとしていないことに没頭してみたいと思いました」とは本人の弁。

「大好きだと思うことにチャレンジしてみてください。一度始めたら諦めないでください。自分を信じることが大切です」

苦しいことを乗り越えてきた彼だからこそ、聞いていて納得できる力強いメッセージ。Moraruさんには、目の前にあることを一生懸命やりきる大切さを教えてもらった気がします。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。