チャレンジは3回まで。台湾一のパワースポットで願掛け!

東京から、たった4時間。週末トリップの目的地として常に人気のこの国には多くの魅力が溢れている、なんてこと今さら言うまでもないでしょう。

むしろ「おすすめスポット」については、語り尽くされた感があるという人も。でも、いえいえまだまだですよ。

全12回にわたってお届けしている、ちょっとディープな台湾ガイド。第8回は、言わずと知れた台湾一のパワースポット「龍山寺(ロンシャンスー)」について。

ただここを訪れるだけの日本人も多いかもしれませんが、せっかくなので台湾式おみくじ「拝拝(バイバイ)」にトライしてみて!

清の時代に建てられたという歴史と芸術的な建築から、人気観光名所となっている龍山寺。

外国人観光客はもちろん沢山いますが、驚くのは圧倒的な地元民の多さ。

台湾では、仕事や恋愛などで何かあったらとりあえずここに来る、という人も多いそう。

真剣に参拝している人や、境内でくつろいでいる人など様々です。

正しい参拝方法については、お寺の入り口(竜門)を入ってすぐ左手にガイドが。

「拝拝(バイバイ)」に挑戦!

台湾のお寺でよく見られる、赤い三日月型の木の杯。これを使って引くおみくじを、「拝拝(バイバイ)」と言います。

まず、この杯を2つ1セットで胸の前に持ち、目を閉じて「住所」「氏名」「生年月日」などの自己紹介と、「願い事」を思い浮かべます。

そして、手に持っている杯を地面に落とすのです。

表と裏の組み合わせ「聖杯」が出れば、「願い事が聞き入れられた」とされます。

裏と裏の組み合わせ「笑杯」は、「願い事の内容不明」又は「縁がない」とされ、もう一度トライ。

表と表の組み合わせ「陰杯」は、「神様がお許しにならない」又は「怒っている」とされ、これももう一度トライ。

「笑杯」「陰杯」の場合、3回まで挑戦することが出来ます。

3回以内に「聖杯」が出たら、ここでやっとおみくじを1本引きます。そしてまた三日月型の杯が登場。

今度は本当にこのおみくじの番号で良いのかを確認します。

ここでも「聖杯」が出たら、ファイナルアンサー。

同じ番号のおみくじをいただいたら、やっとフィニッシュ。

書いてある内容は中国語(しかも昔の)なので、ほとんど理解不能ですが、本殿横の「おみくじ解読所」に行けば、日本語の解説もしてくれます。

さぁ、作法をマスターして「拝拝(バイバイ)」に挑戦してみましょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。