こんな「そうだ 京都、行こう。」もある、四半世紀経った京都発信のいま

「そうだ 京都、行こう。」

京都旅行を計画するとなぜか頭に浮かんでくる、もしくは実際につぶやいてしまうこのワード。テレビCMやポスターで長く愛されてきた、JR東海の名キャッチコピーです。

1993年秋とおよそ四半世紀前にはじまったキャンペーンは、絵に描いたように美しい京都の自然や寺社仏閣の姿を展開してくれました。ため息がでるほど美しい映像や写真へのこだわりが感じられるキャンペーンだけに、意外に感じるかもしれませんが、実はつい最近までインスタグラムの公式アカウントが存在していなかったって知っていましたか?

感謝を込めてはじまったインスタ公式アカウント

これまで公式アカウントがなくても、インスタグラムには16万件を超える(2018年2月14日現在)「#そうだ京都行こう」をつけた写真がポストされています。このキャッチコピーがいかに国民に浸透しているかがわかりますよね。これだけ深く愛されていることに感謝も込めて、2018年1月から「そうだ 京都、行こう。」インスタグラム公式アカウントがスタートしたわけです。

CMとは違う、別顔の「そうだ 京都、行こう。」

公式アカウントを覗くと、名所のズバリな風景ばかりではなく、少し視点を変えて京都の街を散策している気分にさせてくれる写真がアップされています。ガイドや観光案内で目にしたり、なんとなく頭で想像するのとは違う、京都の魅力を再発見させてくれる写真の数々。
これまでの「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンポスターと並べて比べると、その違いがはっきりとわかります。建物や情景が感じさせる荘厳な空気感もいいのですが、それとは別の風情ある姿。名所をいくつか一緒に巡って、チェックしてみましょうか。

「南禅寺」の場合

2008年【春】キャンペーンポスターだと…

キャンペーンポスターでは、観光名所となる各所の建造物を撮影したものなどわかりやすく魅力を伝えてますね。こちらの南禅寺では、春の訪れで見せてくれる、桜でさらなる品格をもった三門の姿を。三門とは、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表し、その厳粛さを桜の花びらで魅力的に紹介。

インスタグラム公式アカウントだと…

一方、インスタグラムでは、名所のあちらこちらを巡り歩いてみないと出会えない場所や場面があがります。この写真が紹介しているのは、南禅寺の敷地にひっそりとある小さな滝。本坊など観光客が多く集まる場所を横目に、奥へ進むと見えてくるこの滝は、山伏や修行僧たちの滝行のためにある場所だとか。次に来訪したときに探してみたくなったり。

明治期から境内にかかる巨大なアーチ橋である南禅寺の水路閣。こうして近づいて写真に収めた姿からは、レンガと花崗岩で造られたレトロ感が生む渋さをより感じられますね。

「二条城」の場合

2003年【春】キャンペーンポスターだと…

家康も春の日を選んで…とコピーを付けてしまうほど美しく映える花見の季節の二条城。この二の丸御殿の彩りをもった写真は、実際に訪れたときの期待が高まる仕上がりとなっています。

インスタグラム公式アカウントだと…

外見もいいけど中身もねと、二条城の「二の丸庭園」を訪れることで拝見できる景色。晴れた空の爽やかさも手伝って、日本人の美的感覚を再認識させられたりもします。

伏見稲荷大社」の場合

1993年【冬】キャンペーンポスターだと…

有名な鳥居の回廊ですが、このどこか神聖な場所に続いているようにも見える写真。この雰囲気ある姿に、ぜひ一度訪れてみたいと思うはず。多くの外国人観光客が魅了されて来社するのも納得なニッポンがそこにあるようですね。

インスタグラム公式アカウントだと…

伏見稲荷大社の鳥居へと歩を進める境内の途中で、口に鍵を咥えた狐さまに出会えるようです。この狐さまは他にもいて、それぞれ「まき物」「稲穂」「玉」と口に咥えているものの違いで、全4種類いるのだとか。こんなトリビアを写真と一緒に教えてくれるのも、インスタグラムの魅力だったりします。

「京都大原三千院」の場合

2008年【盛秋】キャンペーンポスターだと…

喧騒を離れ、静かで厳かな三千院の中でも、当地の歴史の源ともいえる御堂・往生極楽院。この場所に行ったら足音を静かに、落葉を踏んで歩きたいと思わせる、見事な構図です。

インスタグラム公式アカウントだと…

御殿門や客殿など見どころ多い三千院でも、院内を巡って歩いているとこんな景色に遭遇するようです。苔が醸す雰囲気といい暖かく澄んだ空気感に、写真に付けられたハッシュタグ「#隠居したくなる庭」というのも、なるほど! と思わされます。

昔は貴族が住んでいたであろう三千院の「離れ」を内部からパシャリ。建造物の外観ばかりでなく、この地に訪れた人だから切り撮れる名所の別の顔を伝えてくれるのも、インスタグラムらしさだったりします。

あなたが見つけた京都…にお声がかかるかも

公式アカウントは、オフィシャルパートナーのフォトグラファーの写真と、「#そうだ京都行こう」をつけた投稿から選りすぐってのリポストで構成されています。チェックして旅の参考にするばかりでなく、京都へ行った際には、あなたが見つけたとっておきの京都を写真におさめて「#そうだ京都行こう」を付けて投稿してみましょう。もしかすると、公式アカウントからお声がかかることだってあるかもしれませんよ。

「そうだ 京都、行こう。」公式インスタグラム
■特設サイトURL
http://souda-kyoto.jp/instagram/