もう包丁なんて、怖くない!

例えばささくれだった木材を扱うとき、刃物を使って木工作品をつくるとき、あるいは割れたガラス製品の処理に。そんな場面で活躍するのが軍手、あらゆるDIYシーンにおいて、何かと重宝するあの作業用手袋に瓜二つの商品を紹介します。

ところが、こちらは主にキッチンでの使用が前提。まあ、見てくださいよ。その意味がわかるから。

「指をザクッ」に、さようなら

のっけから、ちょっぴりエグい絵で失礼しました。でも、これは衝撃。極端な例としてですが、ここまでしても生地はおろか指も切れない。こんなことが……あり得るんです。

日曜大工でも始めそうな見た目は、まんま軍手。
ところがその繊維が凄かった。

伸縮性に富み老化しにくいことから、加圧シャツなどに用いられるポリウレタン系の合成繊維スパンテックスに加え、超高分子量ポリエチレン、さらにはガラス繊維など、とにかくタフな繊維を組み合わせた最強クラスの素材でつくられているのが、この手袋なのです。

皮革より4倍強い!

もちろん、こんな代物を扱うのは専門店です。手がけたのはDIY用のアイテムを展開する、アメリカのメーカー<NoCry>。膝をついて作業するためのニーパッドや、保護メガネ、ワークエプロンなどがメイン商材のなかに、このグローブがありました。
皮革よりも約4倍の強度にもかかわらず、軽量で薄く、伸縮性があり、手にもしっかりフィットするんだそう。

本来であればDIYに用いるであろう性能のものを、あえて台所シーンで。料理初心者にも、包丁の使い方がおぼつかない子どもにも、これまでにない安心・安全がここにあります。

さすがに、よほどの料理初心者でもない限り、両手にはめての調理(そもそも包丁を持つ手はよくない?)は、逆に動きづらそうですが……転ばぬ先の杖といったところでしょうか。

1組10.99ドル(キッズサイズは9.99ドル)。毎度、絆創膏が必要な人には、こっちの方が経済的かも?公式サイトよりどうぞ。

Top image: © Nocry.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。