結局、使いこなせなかった「スキレット」真の実力

いっとき大流行した「スキレット」。その見栄えの良さから買ったものの、あまり活用しきれていないなんて人も多いのではないでしょうか。

スキレットは、めちゃくちゃデキるヤツなんです。なんとなく料理がおいしくなる…くらいの認識で使っている方にも知っていただきたいメリットを、おすすめの料理とともに紹介します。

食材を入れても温度が下がらないから、
カリッカリに仕上がる

餃子やステーキ、ソテーなどを美味しく感じさせるのが、こうばしく焼きあがった表面の「カリッ」とした食感。薄手の軽いフライパンだと、素材を入れた瞬間に一度フライパンの温度が下がってしまい、どうしてもこの食感が出せません。

その点スキレットならば、その分厚さゆえに温度が下がりすぎることなく加熱し続けられるのです。

直火でも大丈夫、大胆に使えます。

電子レンジだけは使えませんが、ガスコンロ、直火、オーブン、トースター、魚焼きグリルなどで使えます。大胆に使えるのがいいところ。オーブンに入れられるので、パンや焼き菓子作りにだって使えるんです。直火でも使えるから、アウトドアに持っていっても大活躍ですよ。

温度を長時間キープしてくれる。
それは冷たいものにだって有効。

肉などを焼いたスキレットをそのまま食卓に出す、というのは定番の使い方。いつまでもアツアツの食事を楽しめますよね。

冷たいものにだって同じことが言えます。スキレットでプリンやベイクドチーズケーキを作って、粗熱がとれたらそのまま冷蔵庫へ入れればOK。冷たいままいただけるのは夏場に嬉しいですね。プリンにグラニュー糖をかけてバーナーで炙ればクレームブリュレになりますよ。

百聞は一見に如かず。
とにかく一度「ステーキ」を焼いてみて。

スキレットの実力を実感するにはステーキが一番。簡単な作り方を紹介します。
魚焼きグリル(またはオーブン)を予熱しておきます。アッツアツに熱したスキレットで肉の表面を焼いたら、アルミホイルをかぶして魚焼きグリルに入れて2分ほど加熱し、火を止めて6分休ませます。そのまま食卓に出せば、カリカリなミディアムレアのステーキの出来上がりです。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。