彼がカラダ目的である6つのサイン

日曜日の朝、彼の家からの帰り道に思うこと。

「彼、私に夢中なはず。駅までは送ってくれなかったけど、それは今日、用事があったからだし。してる最中は楽しそうだったし、とろける瞳で見つめてくれたし、べつに考えすぎる必要なんてな……い……」

そう必死で自分に言い聞かせているあなたに「Elite Daily」のLily Rouffが「ちょっと待って!」と呼びかけます。

その関係、「本当の愛」か「カラダだけの付き合い」のどっち?


愛が欲しくない人なんて、この世にいるのだろうか。

たしかに『幸せ=愛』と限定はできないものの、おとぎ話のような愛を拒む人はいないのでは?でも『愛』の本当の意味をご存知?本当はこんな話、持ち出したくありませんが、私たちは恋愛のレッドフラグを(ときに意図的に)見逃しがちなので、ひとつ聞かせてください。

ひょっとして、愛を性欲と掛け違えていませんか

どちらも刺激的かつ、のめり込む要素を含んでいて、ハートをあっためてくれる効果あり。一見似ているように思いきや、このふたつには大きな違いが。

Psychology Todayに言わせると、愛はそもそも要求するものではないそう。一方でSeven Deadly Sinsは、欲望を「人間が満たそうとする過度な欲望」と記しています。

ちょっと待って。好きな相手なら、性的欲望を満たし、満たされるのを求めたっていいはずじゃない?

たしかにそう。ただし、性欲のみを満たしたい場合、人は表面レベルでしか相手に興味を持ちません。愛がある場合は、もっと根本的な感情を満たすことに意識を向けるもの。たとえば思いやりだったり、誰かとつながっていたい、と思う気持ちだったり。

では、どうすればパートナーが性欲を満たしたい“だけ”ってわかるの?そのチェックポイントを早速お教えしましょう。

01.
ものすごいスピードで愛がヒートアップした

オトコなしじゃなんだか気分が浮かないあなたは、ひとりでいるのが苦手なタイプ。だから誰かに「愛されている」と感じれば、すぐに歓喜の大爆発を起こしちゃう。それにそこまでメロメロだってサインを投げてきたのなら、"本気"って意味でしょう?

と早まってはいけません。ほかの"イイこと"とも同じように、愛だって熟すのには時間がかかるもの。

真の親密さはいくつもの季節を越えて、ようやく手に入れられるもの」

School of Love NYCでデートと恋愛のコーチをするMonica Parikhさんは、Elite Dailyにそう語ります。

02.
やりすぎて、カラダが痛い

愛しの彼と性的な面で親密になりたい気持ちもわかります。でも、つねにセックスを求めてくるパートナーには要注意(たとえば出会い系アプリでアソコの写真ばかり送ってくるオトコとか……)。

だって本当にあなたのことを想っている相手は、必要以上にセックスをねだってこないはずだから。

「じつは男性って、恋に落ちるとテストステロン量も落ちるんです」

と、Tawkifyでプロのマッチメーカーを務めるLove + Coの創始者Alyssa Bunnさん。

「どちらかと言えば疲労を見せたり、気性が激しくなります。性欲は落ち、体重は増え、筋肉が落ちる、なんてことも」

なので、もしあなたのパートナーが毎回セックスでデートを始めて、セックスでデートを終えるのなら、関係を見直すのもありかも。

03.
メールの返信が異常に遅い

自然消滅を狙っていたり、ベッドインしたいからって甘いメッセージばかり送ってくるのならそれはまた別の話ですが、そもそも返信するのに異常に時間がかかるのは大問題。「忙しくて」なんて言葉に騙されていませんか?

本来、恋する者同士であれば、つねに「つながっていたい」と思うのが普通。なにも24時間ずっとメッセージを送り合う必要はないにしても、ある程度は一緒にいたいと思うはずです。

ラトガース大学のHelen E. Fisher教授曰く、交尾に必要な3つの感情は「欲望、魅了、そして愛着」。欲望においては性的満足感を求めるものの、愛着(つまり愛情)には「近くで寄り添い、落ち着きのある居心地の良さをもとに築きあげられる絆が必要とされる」と彼女は言います。

つまり送信ボタンを押すのが面倒なくらいなら、そこまで愛は深くないのかも。

04.
心を打ち明けてくれない

「"夢中"になるのは、ルックスやお金、それから権力などに惹かれている表面的な段階。愛とは、相手の本質に惹かれることで生まれるものです」

とParikhさんはElite Dailyに語ります。

「つまり"夢中"であることは、欲望をもとに生まれる感情なのです」

カラダ目的かどうかはなんとなく見極められるものの、曖昧な関係の先に果たして愛が生まれるかどうかってなかなか読みにくいところ。しかしながら、もし気になる相手があなたに興味を示してくれず、自分の心すら打ち明けてくれないのなら、愛もそこまでだと思ってよし。

05.
あなたを支配しようとする

"夢中"程度だと、人は支配をしたがるもの。愛があれば、相手を抑制したりはしません」

とParikhさん。

「私たちは自律性のある動物です。ならば、求める幸せの形だって人それぞれ。それが必ずしも恋人同士でマッチするとは限らないと"愛"は理解しています」

支配的なパートナーは、往々にして相手の幸せを優先しないもの。むしろ関心すら抱かないなんてことも。でもあなたを愛しているパートナーなら、彼らはあなたの幸せを第一に考えてくれるはず。

06.
解決していないのに口論を終わらせる

たまのケンカは、お互いの成長を助長します。なので、いずれかが自分の意見を口にするのを恐れているせいでケンカに踏み込めないのなら、それはむしろ危険サイン。

「"夢中"の段階だと、口論から負った傷をトラウマと捉え、ふたりは簡単に切り裂かれてしまうもの。ところが愛の場合、そのトラウマを『より親密になり、お互いへの理解を深める"きっかけ"』とみなすでしょう」

とParikhさん。

もしパートナーが口論をするのには紳士すぎたり、口論の解決を導こうとしないのなら、カラダ以外のことには興味がない可能性も。

ひょっとしたら、あなた自身が"セックスのみの関係"を求めているのかもしれません。一夜限りの恋愛やカラダだけの関係がいいのなら、べつに深く考える必要もないでしょう。だってそれって、十分最高な関係ですし。

ただし、本気で恋に落ちたいのなら、ベッドの外でもあなたに興味を持ってくれているかをちゃんと確かめましょうね。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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