中華包丁は使いこなせない。でも、これならイケる!

切ってよし、叩いてよし、潰してよし。1本で満遍なくそれができるのが中華包丁の利点。切り株のように分厚いまな板の上で、トントコ軽やかに扱う中華料理人たちのイメージに反して、実際に手にしてみると、これが驚くほど重い。

普段使いには拭いきれないこのデメリットが、中華包丁を家庭から遠ざける第一の要因。そして、もうひとつ。日常使いにはあまりにもデカい。

だったら……。

軽くて、コンパクトな
木製中華包丁

重たくて、大きい、中華包丁のネガティブ面を再定義しリメイクされた「Reinvented」を見たとき、真っ先にイメージしたのはアウトドアシーンでの調理でした。

塊り肉やら骨つきなど、家庭よりも“大モノ”と対峙する機会の多いキャンプめし、ケースに収まる包丁よりも、この中華包丁が活躍するに違いない、と。さらに言えば、調理作業台の近くをうろちょろする子どもたちにも、木製刃のコチラの方が幾らばかりか安心できそうです。

切って、さっと包丁の腹にのっけて、フライパンの中にパッ。ステンレス製の重さを生かし、振り下ろすだけでザックリとは、もしかしたらいかないかもしれない。それでも、芯の太いカリフラワーもご覧の通り。金属に反応して褐変してしまう葉ものだって、木製ならばその心配もなし。

もちろん、こんな使い方も
中華包丁ならでは

肉を叩いて柔らかくしたり、香辛料をつぶす際にも役立つ。

材質はウォールナットで見た目も一新。軽くて、かさばらない。ならば自宅のキッチンでも中華包丁を気軽に使いこなせるかもしれない。

97ドルで販売中。セカンドの1本としていかがでしょう。

Reference: Maison Milan
Top image: © Maison Milan
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。