大雪の日だからこそ、「暑〜い」話をするべきなんです。

今日は、東京周辺でも大雪警報が発令されたほどの悪天候ですね。

気象庁の発表によれば、昨年末あたりから“ラニーニャ現象”が発生しているようで。詳細を省いて、その影響をカンタンに言うならば、日本海側では雪の日が多くなるそうです。ちなみに、関東地方の悪天候の理由は、黒潮蛇行によるもののようですが。

話が脇道にそれてしまいました。

ここで言いたいのは大雪の理由ではなくて、ラニーニャ現象が冬季に起きたら、気温が下がりやすいということ

…にもかかわらずです。去る1月18日に、NASAが通常の予測とは異なるようなデータを発表しました。

2017年は◯◯がなかったのに
観測史上2番目に暑い年

NASAの発表内容を理解するうえで、大切なことになるので繰り返し言いますね。ラニーニャ現象が昨年末から発生しているので、気温が下がりやすいはずなんです。

なのに、2017年はNASAの観測史上、2番目に暑い年だったそう。加えて、気温を高めると言われている“エルニーニョ現象”は、発生していません。例えば、歴代3番目に暑い2015年と、1番の2016年では、この自然現象が要因となって、平均気温を引き上げたのだとか。つまり、単純に2017年の気温は高かったということ。

先の結果から推測できるのは、「人為的なものが理由となって、地球温暖化が加速している」という現実。

そう考えると、晴れの日を素直に喜んで良いのかどうかに迷ってしまいますが、2018年の気候変動を見据えて、環境問題を改めて意識しなおすべきなのかもしれません。

Reference:気象庁
Licensed material used with permission byNASA
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