究極のリサイクルは「ストローも食べる」にあった

飲食店での割り箸の使用率って、ここ数年でだいぶ減ってきたという印象。体感値レベルですけど。

ではストローは?
とは、いささか唐突ですけれど、それだってリサイクルできればその方が、まあ地球にはやさしいに越したことはないのでしょう。だけど、まさか「食べられるストロー」が登場するとは…。

しかも、6種のフレーバーで楽しめる!?

「食べれるストロー」「食べれるストロー」「食べれるストロー」

何も知らずにカップに刺さっていたら、間違いなく普通のプラスチック製ストローと見間違えてしまうでしょ。これが、原料に“海藻”を使った実際に食べられるストロー「LOLISTRAW」。

「食べれるストロー」

にしてもです。

水分で溶けてしまわないの?

こう思うわけですよ。開発メーカーによると、なんでも24時間は形状が変わらず、ストローとしての機能を果たしてくれるんだとか。賞味期限も2年間と、意外に長持ち。

ドリンクを飲み終えたあとは、ストローをむしゃむしゃ。最後はカップをゴミに捨てるだけ。うーん、想像できない。

「食べれるストロー」

ちなみに、フレーバーはこんな感じ。ローズ、マンゴー、ゆず、パロサント(香木)、バニラ、そして紫色のストローははミステリー(?)。そうそう、食物繊維もたっぷりだそうですよ。

アイスティーにはローズ、甘いココアにはバニラなど、飲み物との相性を考えてフレーバーを選べば、いつもとひと味違うドリンクが楽しめる…かもしれませんね。

「食べれるストロー」

は、「食べられるストローを導入することによって、環境問題の改善にも力を入れたい」とは、「LOLISTRAW」を開発したLOLIWARE社。アメリカで日々使用される約5億本と言われるプラスチックストローをLOLISTRAWと交換することを目標に掲げています。

長時間水につければ分解できるだけでなく、そもそも食用として人が食べることでもゴミを減らす一助になれる。地球温暖化を防ぐ、なんて大それたものではないけれど、こういったものからもアクションが起こせるのかも。

「食べれるストロー」

現在「Indiegogo」で10本セット10ドルにて資金調達中。特許も出願中だそうですよ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。