座り心地がいいけど、サッと立てる「ちょうどいいスツール」。

2017年のグッドデザイン賞を受賞しているので、知っている人も多いかも。〈DUENDE(デュエンデ)〉の「BENT STOOL(ベント スツール)」です。

素材はパイプとプレートのみ。ぐにゃりと潰したパイプで別のパイプをホールドさせるという珍しい手法を用いていて、カタチとして美しいです。

造形部分に関しては、下の写真を見てもらうとして、肝心の使い勝手のほうを。

まず見た目に反して軽いです。大きさはLOWとHIGHの二つがあるんですが、HIGHのほうでも片手で簡単に持ち運べます。スタッキングもできるので複数あってもスペースもとりません。

また、インテリアとしても馴染みがいいですね。フローリングでもカーペットでも、シャビーでもスタイリッシュでも。部屋のテイストを選ばずに使える汎用性があります。

なにより座り心地が最高です!

ただし、CHAIRとしてではなくSTOOLとして。

腰を落ち着かせることにちょうどいいだけでなく、そのままサッと立ち上がることもできるのがポイントです。カジュアルに座れるっていうんでしょうか。

例えば、スツールの名作とされる「スツール60」とかって、もう腰を置いちゃう感じで、立ち上がる際は“どっこいしょ”となります。「BENT STOOL」はそこまで座りきらずに、一旦落ち着くという感じ。

かなりニュアンスを伝えるのが難しいんですが、自宅でもオフィスでも重宝することは間違いありません。スツールの新しいスタンダードだと思います。

公式オンラインショップで購入可能です。

今、僕らがリアルに使っているもの、使えるもの。『ビー』の記事は、毎日1本公開中です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。