相手に勢いがあると、「人違いです」って切り出すのは難しい件。

ある日、道端でばったり知り合いっぽい女の子に。だけど、名前は覚えてない。なのに彼女は完全に僕を認識していて、あれ?いつ彼女と一緒だったんだ自分…。

なんとなく彼女の口調に合わせるようにして「2、3年〜、いや5、6ヶ月前か」なんて具合にあたふたしていく。ところが、じつは人違いだった!?

…なんてことがないわけじゃない。そのとき、どうやって「人違いです」って切り出せるのだろう。

「The School of Life」の動画をどうぞ。

親しげに声をかけてきた人が
誰だかわからない

わあ!こんなところで会えるなんて!と親しげな笑顔で話しかけてきた彼女。

しかし、男性は全く記憶にありません。いったいどんな反応を返せば…。

とりあえず話を合わせてみるけど…

女性「元気?」
男性「う、うん。元気だよ。君は?」
女性「それがね…わかるでしょう?」
男性(わからない…)

女性「いつぶりかしら?5、6…」
男性「うん、5、6…」
女性「5、6ヶ月ぶりよね!」
男性「…そうだね!5、6ヶ月ぶりだ!(そうなのか?)」

雲行きがあやしくなってきて…

男性「このへんに住んでるんだっけ?」
女性「うちに来たことあるでしょう?忘れちゃったの?覚えてるわよね。」
男性(そんな関係性…?)
女性「オウムのレジーがね…」
男性「ああ、いいオウムだよね」

女性「今日レジーを殺したの。スパチュラで」
男性(!?いったいどういうこと?)

覚えていないことがばれた!
…かと思いきや

女性「嘘つき!!!私オウムなんて飼ったことないわよ。私のこと覚えてないんでしょ、コリン!」

男性「……僕、ピートですけど。」

女性の人違いが判明。

女性「コリン・ハーリーじゃないの?」
男性「いいえ。ピートです。」
女性「マンチェスターで…」
男性「行ったことないよ」

「人違いです」って言うのって難しい!

全然知らない人に声をかけられていても、向こうがあまりに親しげだと自信を持って「人違いです」と言うのは勇気がいりますよね。自分にこんなことが起きても、ついつい話を合わせようとしちゃうかも。あなたは「人違いです」って言えますか?

Licensed material used with permission by The School of Life
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