「朝が強い人」は、この5つのことをやっていた。

早起きをすれば、時間をもっと有効活用できる。寝坊しがちな、私だってわかってるんです。それでもベッドから抜け出せない…。

毎晩、「明日こそは早く起きなきゃ」と、思っては失敗。でもこの記事を読んでから、朝の有効活用の仕方が少しわかった気がした。実は、朝型である女優マンディー・ムーア。彼女が意識している5つのことを「Elite Daily」のJulia Guerra氏が紹介している。私のように朝が弱い人たちへ、今度こそあなたも「朝型人間」に。

スマホで設定した時間にアラームが鳴り響く。顔から数センチほど離れた位置から大音量で何度も鳴り出したら、反射的に「起きたくない！」と思ってしまうのは当たり前。

そこでHuffington Postがマンディー・ムーアに、意見を求めると彼女は「アラームをそもそも設定していない」と。ただ、「私は、もともと朝が得意だったの」というムーアだから、夜型の私たちとは少し違っても仕方ありません。

そもそも概日リズムとは生理的なものなので、「夜遅くまで起きていられる」という人は、DNAによるところもあります。ところがテクノロジーの力を借りることで、遺伝子の特性も覆せちゃうので便利。たとえば『Sleep Cycle alarm clock』というアプリを使うと、その人の睡眠パターンを記録し、寝ている間の動きまで分析してくれるそう。そうすることで、いま自分がどの睡眠ステージにいるのか測定してくれるので、最も浅い睡眠の時に気持ちよく起きることができるのです。

その日の午前中の予定がないとき、ムーアは気合いを入れて朝食を用意するとHuffington Postに話します。卵やターキーベーコン、それから「美味しい朝食になるのなら、なんでも使う」そうです。

よく聞く話と思う人もいるかもしれませんが、やる気が出る朝食を食べれるかどうかが、1日で最も大事なこと。私もクリームチーズを塗りたくったベーグルにコーヒーなんて朝食を好みますが、ただ単に炭水化物でお腹を満たすのは一時的な解決法でしかないため、数時間後に体が疲れてしまうのです。

『U.S. News Health』曰く、「炭水化物が敵」とは言い切れないものの、バランスのとれた食事とは、食物繊維を多く含む果物、全粒粉、少しのタンパク質、そして健康的な脂質から成り立っているようですよ。

人は、8時間の睡眠＝約8時間分の水分をとっていない、ということをまずは理解していただければと思います。朝起きた時には、"水分リセット"を終えた体。だから一滴だけでも、与えるには大切な水分なのです。

あなたの「朝必ず飲むもの」は、何でしょうか？コーヒー、紅茶、レモンを絞ったお水、抹茶ラテ、それともアップル・サイダー・ヴィネガー炭酸水？ムーアの場合、朝はコーヒーだそう。彼女は毎晩、朝飲むコーヒーのことを考えて眠りにつき、朝起きてからもコーヒーのことを考えているほどのコーヒー好き。

それもそのはず、カフェインは一滴飲むだけでも、パッと目が覚めるクセにもなるものですから。中にはコーヒーは飲まないけど、ハーブティーを飲むと落ち着く気がする…なんて言う人もいますよね。

でも、これらの効果には限界が。そこで朝イチの一杯に、LIVESTRONGがオススメするのはレモンウォーター。目覚めの手助けになると共に、抗酸化物質を与えてくれるレモンウォーターは、朝から晩まで体が健全に動くようにアシストしてくれるでしょう。

「最高な朝の過ごし方とは？」という質問に対してムーアは、「ペットと遊ぶことね」と、答えています。これには私も共感。なぜかというと、私のニャンコが、足元でくるまってくつろいでいる姿は、本当に愛くるしいからです。

このことは、医師であるDanielle Forshee氏もオススメだと。彼女いわく、朝から大好きな人や動物に愛を注ぐのは、一日の“最高の始め方”と言います。

「ポジティブな一日の始め方は、朝一から大好きな人と連絡をとること。これを習慣にすると、人は『繋がり』を感じるため、心がポジティブになりやすいんです。この前向きな気持ちは、一日中持続することが多いそうです」

だからフワフワのペットと遊ぶことでも、パートナーとキスをすることでも、何かしらの形で愛を受けて与えて、幸せな朝を迎えましょう。

あなたがどうしても朝型になれないのは、パンパンに詰まったスケジュールに圧倒されてしまっているからかもしれませんね。そんなあなたは、まず考えを整理するところから始めましょう。そして現実的に達成可能なTo-Doリストを作り、タスクを完了するごとにチェックをつけていくのです。

ムーアは目標を確実に達成するために、目の前のタスクを一つひとつこなすようにしている、とHuffington Postで話します。

「1日を総合的に見るのではなく、目の前にあるタスクを一つひとつ潰していき、一歩ずつ前に進むようにしています」

『Live Happy』のエディターであり認定心理療法士であるStacey Kaiserさんによると、ハッピーな気持ちで健康的に効率的な1日を過ごすためには“脳を整理”して、タスクをこなしていくことがベストだと話しています。