「本当の成功」を考えると、ステータスは必要なかった。

私がちょうど生まれたバブル期にモテた男性は、「高収入」「高学歴」「高身長」を総称する3Kに当てはまるような、ステータスがある人だったと聞く。でもその言葉、今の時代はピンとこないのが正直なところ。

であれば、現在はどのような人がモテるのだろう?包容力があっておおらかな人だろうか…。去年の今ごろ人気だったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を思い出してふと思った。

人生に役立つ様々なアドバイスを発信している「The School of Life」も、「ステータスはいらない」と主張。その理由が納得できるものなので、簡潔にまとめてみた。

成功の本当の意味を考えると、
「ステータス」は関係ない。

ヒエラルキーのある社会を生きるうえで、運や偶然こそが重要だという考えや、結局のところ社会は実力主義なのだという考えはやめることです。周囲や自分の価値を、今置かれている状況をもとに定めるようなことをしてはいけません。

社会にある「成功の定義」に左右されるのではなく、自分だけの定義をつくることです。成功には様々な道があり、その多くがステータスとは関係がありません。

社会的に認知されている成功とは、現在の資本主義の中で定義づけられたものです。実際に、お金をたくさん稼いでいる人の多くは、思いやりや家族への愛に欠けていたりします。

目に見えるかたちで達成したことだけで、自分を評価しないことが重要です。名刺に記載できないことでも、私たちには素晴らしい面がたくさんあります。たとえ誰かに「お仕事はなにをされていますか?」と聞かれても、気にしないことです。

Licensed material used with permission by The School of Life
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。