今夜ぼくは、森の住人になる。

深緑の森に、光を放つオブジェ。

アーティスティックなこの球体テントは、ハンモックのような浮遊感のなかで、景観と非日常を楽しめる空間です。

Photo by TAKAYA SAKANO

見た通り、この球体テントはいわゆる「簡易宿泊できるテント」ではなく、設営はなかなかに厄介。また、個人で所有するような価格帯でもありません。

でも、水辺に浮かべたり断崖絶壁につるしたりと、これまでのテントを遙かに超える自由度があります。それだけに、自然との一体感は何にも代えがたいところ。

満室がつづく
「泊まれる公園」

Photo by TAKAYA SAKANO

一風変わったグランピングが楽しめるこの施設は、2017年3月に幕を閉じた少年自然の家(静岡県・沼津)をリノベーションし、10月にオープンしたばかり。大人の癒し空間「INN THE PARK」として生まれ変わりました。紹介されるやいなや、週末は満室がつづく人気スポットに。

敷地内の芝生広場では、ライブやナイトシアターなども開催予定で、他にも写真教室やヨガ、アロマなどのワークショップも計画されているそう。

ディナーは屋外ダイニングで森の空気を感じながら(雨天時は室内)、地元・沼津の食材をたっぷり炭火で楽しめます。モーニングはテイクアウトして、お気に入りの場所で朝を過ごしましょう。

さらに、専用のトイレ・シャワーや大浴場も完備。コンセントや携帯充電器も充実していますが、自然を楽しむためにアンプラグドな時間を楽しむのもいい。

Photo by TAKAYA SAKANO

浮いているのが苦手な人は、地に足がついている「ドームテント」もおすすめです。仲間みんなで宿泊するなら、8名まで泊まれる「1棟貸切」もあります。

Photo by TAKAYA SAKANO

日本初の、泊まれる公園「INN THE PARK」。

小さい頃は、チャイムが鳴ったら後ろ髪ひかれる思いで急いで帰らなきゃだったけど、あの頃とは180度ちがう「公園体験」ができるかもしれない。

Licensed material used with permission by INN THE PARK
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。