なんとなく分かっていたけど、改めて「一匹狼」は魅力だ。

周りとは群れず、際立つカリスマ性を放つ孤高の存在。今回「YourTango」が注目するのはこの手の「おひとりさま」。彼らの17の特徴を読めば読むほど、パートナーに欲しくなっちゃう。

誰もが必ずひとりは「おひとりさま」を知っているはず。そう、ひとりの時間をできるだけ確保したい彼らです。かと言って、友だちがいないわけでもなく、人が嫌いなわけでもありません。ただあまり周りに頼らない習性をお持ちなだけ。

むしろ「おひとりさま」ほど友だちが多く、友だちに求める条件もはっきりしているんだけど、どうしてもひとりの時間を優先しちゃうんですよね。

ではなぜそこまで「ひとり」を好むのか。ウェルズリー大学の心理学者Jonathan Creekは、彼らは承認欲求がそこまで高くないからだと言います。

「"ひとりでいることを好む人"と"様々な経験を経てひとりを好むようになった人"は異なる区分と呼べるでしょう。ただ単に『生まれ持ったプリファレンス』であり、パーティよりもリビングを好む前者。一方で幼い頃から友だちが少ない、プライバシーを大切にする家庭で育てられた…などの経験からひとりを好むようになったタイプならば後者です」

彼らは、社会不安などから心にバリアを張っちゃうタイプ。ただ単にシャイな人や幼少期に苦労した人もそうなりがち。彼らは人と一緒にいると緊張してしまう類の人たちです。彼らが孤立してしまうことは、最終的に大きな精神的ダメージにつながる場合もあるそう。

孤独とは、空腹や喉が渇いている状態と似ています。この状態を回避することこそが、生き抜く手段なのです」

とシカゴ大学の心理学者のJohn Cacioppoさん。

「孤独感とはストレスを生むもの。この感覚を持続させてしまうのは、精神面で健康とは呼べません」

社交的だった友だちが急にひとりになるのを好み始めたら、手を差し伸べてあげて。

しかし、私が今回紹介するのは、頭脳派で誠実な友だちを多く持つ「強いおひとりさま」。あなたは共感できる?

01.
遅刻をせず、
あなたの時間をムダにしない

おひとりさまにとって最も大事なのは「時間の使い方」。成功において「時間の振り分け」がどれだけ大切かを熟知しているからこそ、彼らは何よりもこれを優先するのです。そのため遅れることは一切ないでしょうし、人の時間を無駄にすることも、誰かに自分の時間を無駄にさせたりもしません。偽善者には騙されませんし、心を弄ばれるのも御免。自分の特徴を知り尽くし、自分をリスペクトしているからこそ、相手の時間も自分の時間も大切にできるのです。これをもって素敵な友情が生まれるのでしょう。

02.
あなたの感情を
うまく読み取ってくれる

自分のイヤな面は伏せておきたい…そう思うのは、いわば普通。でも「おひとりさま」は、あえて醜い部分とも向き合い、自分の感情を受け止めてあげるよう尽力します。考えてみると、これってずいぶんエネルギーを消費する行為ですよね。

でも誰よりも自分を知り尽くしている「おひとりさま」だからこそ、周りの感情もうまく汲み取れるのです。多くの人は鬱々しい気持ちに襲われたり、自分で自分をケチョンケチョンにしたり…なんてことが時折生じますが、「おひとりさま」はこのようなネガティブな感情をうまく跳ね除けられる力を持ちます。

03.
いつでも冷静を保てる

困難に立ち向かったときでも意志の強さを失わない「おひとりさま」。自分の弱さから逃げないせいか、彼らは逆境に立ち向かったときも自分の軸を忘れず、状況改善に集中力を注ぎます。

だからといって決してストレスを抱え込まないわけではありません。ただイヤなことには執着せず、ひとりで時間を過ごすことで上手く気分転換をしているだけ。さらにはその間、解決法をもブレストしていたり。

04.
広い視野を持っている

ひとりが好きな人は頑固なんて思われがちですが、この手の「おひとりさま」は周囲のアイディアにもちゃんと耳を向けます。

「おひとりさまはいつもベッドルームに引きこもっている」なんていうのはただの偏見。だって「おひとりさま」ほど新しいところへ出掛けるのに燃える冒険好きだから。しかし大勢で出掛けた後は「ひとり時間」をとって充電する必要性を感じるでしょう。

05.
誰よりも誠実

あんまり「誰かといたい」と思うことはなくても、頼れる友だちがちゃんといる「おひとりさま」。何せ誰かに惚れ込み、友だちとなったならば、誠実さを持って関係を育みますからね。

自分の価値を心得ている「おひとりさま」は恋人や同僚、それから家族など、誰に対してもリスペクトを持って接します。

06.
うまく境界線が引ける

自分の性質をよく理解しているからこそ、周りとうまい具合に距離感を保てる「おひとりさま」。だから孤独を感じることもなければ、自分を失うこともありません。周りのパーソナルスペースを尊重し、自身のパーソナルスペースが侵害されていると感じたときは、ちゃんと相手にもそう知らせることができます。

自分を尊重できてこそ、相手を尊重できると理解しているんでしょう。

07.
自分の弱みと強みを把握している

そして成長する努力を決して怠りません。「不完全な部分があってこそ美しい」と完璧じゃない自分に自信を持つことの大切さを周りに教えてくれます。

08.
非常に思いやり深い

「おひとりさま」かどうかを見極めたいのなら、彼らが周りとどれだけ共感できるかを見ればすぐにわかるでしょう。何と言っても彼らは、相手の気持ちに深く共感できちゃうタイプ。周りの哀しみと共感できてしまうのは、ある意味「呪い」とも呼べるけど…。

とはいえ、この手の「おひとりさま」はネガティブな状況をポジティブな方向に持っていくのが得意。そのため、彼らは「状況をよくする方法」を一緒に考えてくれるでしょう。

09.
完璧な人間なんていないと
理解している

自分の強みと弱みを把握している彼らだからこそ、「この世に完璧な人などいない」と考えます。

私たちはそれぞれ異なる欠点を持ち、成長を志す方法も様々ですが、彼らは自分に合った方法で突き進み、流れに身を任せようという考えを持ちます。

周りにとっても自分にとっても「何がベストなのか」をまず考え、その際に自分の弱さとも素直に向き合い、どうすれば欠点に磨きをかけられるかを企てます。

10.
直感を頼りに決断を下す

生きていく上で、「おひとりさま」は直感を頼りに決断を下す場面が多いでしょう。そうすることで、彼らは満足できるよう一歩、そしてまた一歩、前進していきます。厳しい決断を下さないといけないとき、信じるのは自分の直感。でもきっとその直感こそが素敵な未来へと導いてくれると信じる「おひとりさま」は結局怖いものなしなのです。

11.
誰かに依存することがない

「誰かに頼る」という場面を思い出すのに苦労する「おひとりさま」タイプ。何せ恋人ができても、自分らしさを妥協しないのですから。「基本的なことは自分で出来るようにしておきたい」と考えるので、彼らは相手の力を借りない姿勢を明確に示してくるでしょう。

12.
優しさと思いやりを忘れない

「おひとりさま」がいつも心に留めているのは、愛情を広めたいという思い。優しさと思いやりを見せるのは、その一環です。趣味や人にどれだけ愛情を持っているかを人に知ってもらいたい一心。この姿勢って、じつは割と貴重だったり。こういった人ってなかなか出会えないものですよ。

13.
どんな困難にも立ち向かえる
勇敢さを持ち合わせている

自信に満ち溢れているのは「おひとりさま」の最大の魅力。その上、周りのベストまで引き出せちゃう輝きを持つ「おひとりさま」を周りは自然と慕うようになるはず。

チャレンジや逆境には真正面から立ち向かう勇敢さを持っているからこそ、周りは「おひとりさま」をお手本と掲げるのです。

14.
何があっても自分に愛を注ぐ

自分をいくら愛している「おひとりさま」だからとはいえ、物事がうまくいかないときや、準備ができていないがためにタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。それでも彼らは自分を受け止めてあげることを忘れません。

いくつになっても人は成長を遂げられるもの。そう信じて自分を愛してあげるのです。このふたつができている人ほど周りの目に輝いて映ります。「人間らしさ」ってこういった行為に隠れ潜んでいるのかもしれませんね。

15.
言ったことは必ず守る

口だけの人は往々にして嫌われちゃうもの。正直私も昔は「口だけ人間」でした。約束を交わしては、すぐに破ったり。でもそんなことを繰り返していたら、誰からも信用されなくなっちゃうって気づいたんです。

誠実な人は、言ったことを必ず貫きます。彼らは、絶対に約束を破らない安心感を与えてくれるんですよね。

16.
精神的にタフ

自分を頼りにし、単独行動を好む「おひとりさま」。戦う相手はいつだって自分のみ。

最初のうちはどうアプローチしていいかわからないかもしれませんが、少し頑張ってでも彼らを知ってみましょう。だって精神的に弱い人といるよりも、学べることがたくさんあるはずだから。

17.
ブレない軸を持っている

いじめっ子の最大の敵は、強い信念を持つ人。何せ侮辱なんかじゃ打ちのめされないし、自分を守れない人までもを守ってしまう強さを持っているから。

"許されること・許されないこと"の違いが自分の中ではっきりしているから、「おひとりさま」は正義を貫くために容赦なく戦います。

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