冷凍しないほうがモッタイナイ野菜があった!

単身や、二人暮らしの家だと野菜を使いきるのって難しいですよね。「どうせ使い切れないなら…」と、買うのをためらったり、買ったはいいものの結局使い切る前に腐らせてしまったり。

ならばと、冷凍保存があるわけですが、凍らせることで食感が損なわれてしまうというデメリットも。でもね、なかには冷凍することで逆に調理する際、味がしみやすくなったり、柔らかくなったりと、メリットありな野菜もあるんですよ。

ここに紹介するのは、「コレだけは冷凍すべき!」な野菜たちです。

01.
【だいこん】
味がしみやすくなる

だいこんは厚めに切って冷凍しておき、煮物などに使うのがおすすめ。凍った状態でお鍋に入れれば、味が染み込みやすくなり、食感にもハリが出ます。さらに煮崩れもしにくくなるので、長時間の煮込み料理や、おでんなどにもぴったりです。

少し弾力が主張する食感になるので、それが苦手な方は15分ほど自然解凍してから使ってみて。

02.
【たまねぎ】
あめ色に仕上げるならコレ!

たまねぎは、薄切りかみじん切りにして冷凍庫へ。冷凍することによって細胞が壊れやすくなります。また、水分が出てしんなりしやすくなるため、手早く炒めることができるんです。食感がやわらかく、しんなりするので、ミートソースやカレーに用いる際は特におすすめ。

 03.
【きのこ類】
うま味も栄養もアップ!?

うま味も栄養もアップ!?”きのこ類”

 

たまねぎと同じく細胞が壊れることによって、加熱後にうま味、栄養が出てきやすくなると言われているのがきのこです。凍ったまま料理に使うことで、流れ出た成分を余すところなく取り入れるとができます。生の状態と同じように使うこともできますよ。

保存するときには洗わずに凍らせること。ここポイントです。洗ってしまうと、栄養が流れ出してしまいます。

04.
【トマト】
鮮度と栄養をキープ

トマトはまだ青いうちに収穫され、輸送中に追熟し、店頭に並ぶころがベストな状態になることが一般的。十分に追熟した状態からさらに置いてしまうと、ビタミンなどの損失につながると言われています。冷凍することで、栄養的な変化をゆるやかにすることができます。

食感が柔らかくなるため、ソースにしたり、スープにすると濃く深い味わいが楽しめます。もしも、トマトの皮の食感が気になるときは、少し解凍してから。つるりと簡単に皮が向けますよ。

05.
【はくさい】
くたっとした食感がおいしい

はくさいはざく切りなど、好きなサイズに切って冷凍しておけばOK。冷凍することでシャキシャキとした食感がなくなりますが、そのぶんくたっとして、舌の上で溶ける食感に様変わり。凍ったまま鍋物にさっと入れるだけ。相性ぴったりですよ。

材料を切った状態で冷凍するため、手間なく料理に使えるのが嬉しいですね。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。