子供に教える「人生の教訓」は、大人だって学ばなきゃいけない。

私たちは自らの経験を踏まえ、子供たちに色んな教訓を教えます。それは、子供たちの成長を思ってのことですが、時に「自分もその教訓に沿って行動できてる?」って自問することも。例えば、晩御飯が食べれないからおやつはダメ、と言っても自分は間食していたり。

YourTango」に寄稿している子育てブロガーNatalie Blaisさんが、子供に教えていることは、大人になっても響くものが多いと述べています。

私には10歳になる娘がいます。彼女は今、色んな経験をしては、竜巻のように感情が溢れ出ています。そして私はそんな彼女を、母親として見守っています。

彼女の感情の嵐は、とても人間らしい行動だと思います。私も母親として、彼女が今後もっと素晴らしい人生を歩んでほしいと願います。でもこれから社会へ出ていくと、もっと大変な思いもするでしょう。だから、社会の荒波に揉まれる前に、娘に教えようとしている教訓は、実は私も大人になるまで信じなかったようなものだと気付いたのです。

01.
「決して、みんなとは
友達になれないのよ」

私だって、みんなと友達になろうしました。でも、友達になれるとでも思ってるの?と嫌われることがありました。

このような経験から学んだのです。「みんなに親切にすることはできる。けれど、自分が嫌う人の噂を立てることだけはやめましょう」と。もし、誰かに嫌われてたなら、そのまま離れていくのが懸命です。

02.
「みんながあなたのことを
好きなわけじゃないの」

子供にはとても辛い現実かもしれません。特に、お家で愛されて育った子ならば、より疑問視するかもしれません。

たとえ、素晴らしく優しい人で多くの人に愛されていたとしても、必ず一人ぐらいは、その人のことを馬鹿馬鹿しい理由で嫌いになるのです。

理不尽な理由をつけてあなたのことを嫌うような人を見かけたなら、“みんなに好かれる必要はない”と思っていれば大丈夫なのです。

03.
「イジワルされるのは、
あなたが悪いわけじゃないの」

永遠の悩み。人は、時に残酷になれるのです。特にあなたが優しいのなら、人がどれほど残酷になれるかは、なかなか理解できないでしょう。

04.
「ルックスが全てじゃないのよ」

あなたがもし、自分の友達のルックス、服装、持ち物などで友達をバカにし始めたら、それは、友情の可能性を狭めているだけです。私も残念なことに、20代後半になって気づいたのです。

私の大事な友達はみんな、体型や年齢、肌の色、ライフスタイルも様々。私の娘たちにも、このようにいろんな友達と人生を過ごしてほしいですし、いろんな人との出会いを待ち望んでほしいのです。

05.
「幸せであることが、
とっておきの美しさ」

無理に笑顔を作ることだってあります。だって、無表情のロボットだって思われたくないもの。時々、私の母がとても幸せな表情をしていたのを思い出します。彼女がどんな状況であっても、どんな格好をしていても、とても楽しそうにしていたのを覚えています。

フォトショップで何でも変えられてしまう、このご時世。小さな女の子に、自分自身に幸せを感じて、安心することを説得するのはとても難しいものです。でも私も、同じように伝えようと頑張っています。美しさは、どうしても表面的なもので判断されてしまいがちですから。

06.
「お金で幸せは買えないのよ」

正直に言ってしまいましょう。それにはいくつかの理由があります。私も今まで、お金で物を買えば満足していましたが、結婚を機に価値観が変わりました。今、私の娘も、おもちゃの誘惑にかられ、おもちゃを手に入れることで、満足感を得ようと思っています。でもお金を出して手に入れたからって何も解決できないのです。

自分がすでにあるものに感謝すること、そして周りへの感謝を、母親として教えなければいけません。お金で恋の悩みを聞いてくれる友達は買えないのですから。

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