下絵なんてない「一発描き」の街並みを。

Olivia Kempは、現実にある場所に少しだけ「夢」を加えた街を描くアーティスト。

遠目から見ると美しい風景は、0.5mmのペンで描写したちょっとした“異常さ”を感じてしまうほどの緻密さ。近くで見たら、何重にも重ねられたインクの跡にきっと驚いてしまうだろう。

ペンを握ってトランス状態。
ただ、ひたすら描き続ける。

「一発描き」絵 ペン「一発描き」絵 ペン

上の写真のような大型作品を制作する時は、1〜4ヶ月の時間をかけてじっくりと描き続けているそう。しかも、下絵はなしのペンでの一発勝負。描いている姿は、まるで何かに取り憑かれたように見える。

普通なら気が狂ってしまいそうな細密描写。真っ白で巨大な画面の隅々まで描く、並々ならぬ集中力と精神力を感じてしまう。彼女の制作風景を想像しながら、こまか〜い景色をどうぞ。

「一発描き」絵 ペン「一発描き」絵 ペン「一発描き」絵 ペン「一発描き」絵 ペン「一発描き」絵 ペン
Licensed material used with permission by Olivia Kemp, (Instagram)
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。