「横断歩道を渡る」から、「渡る場所に横断歩道」へ。

大通りを歩いていて、道の反対側へ渡りたいのに横断歩道はずっと先、という状況を思い浮かべて欲しい。見渡してみると、車は通っていないようだ。

あなたなら、横断歩道まで歩く?それとも横切る?

ここだけの話、私は後者の時もある。本当はイケナイのだとわかっていながら、心に余裕がない時だとつい…。先日、「これ日本にもあれば良いのに!」と思った、最新の横断歩道を見つけてしまった。

歩行者の動きに合わせ、
ラインやサインが出現!

Photo by Direct Line
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「The Smart Crossing」と呼ばれるこのテクノロジー。スマートと呼ばれる理由は、歩行者や車、自転車が通りかかった時、リアルタイムで「横断歩道」や「止まれ」のサインが出てくるから。

仕組みは、カメラが歩行者や車などの動く対象物を追い、道路の表面に埋め込まれたLEDがタイミングに合わせて光ることで、横断歩道などを形づくるというもの。

開発に携わっている「Umbrellium」によると、イギリスで年に7,000件ほど発生する交通事故への対策だという。

「緊急事態」にも対応
事故を“本気”で減らすために…

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事故対策について少し詳しく書く。例えば、学校や公園周辺で、思わぬアクシデントが起きた時でも、安全面に配慮できるよう開発が進められている。

サッカーをしている最中、ボールが道路へ転がっていってしまい、反射的に追いかけた子どもがいる場合でもほら、車やバイクの運転手の目につきやすいよう、飛び出している人がいることを知らせる赤い印が出現する。

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ダメとわかっていても、歩きスマホをしている人が道路に差し掛かった時、歩行者の目の前にサッと横断歩道が出てくれたり。

横断歩道のデザインが、少し大げさなほど太くて目立つ理由は、手元や足元しか見ていない彼らに注意を促すためだという。

「イギリスでの普及が実現すれば、やがては日本にもスマートな横断歩道が、ポッと目の前に出現する日がくるかもしれない。

Licensed material used with permission by Umbrellium
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