「少年時代の自分」と思い出の旅に出かけたら、胸がいっぱいに…。

帰省すると必ずってワケじゃないんだけど、無性に「過去の自分」を見たくなる時がある。アルバムを開いて見ると、なんだか懐かしいと思える写真は極わずかで、記憶にない場面がほとんど。幸せそうな顔をした小さな子どもが、どんな気持ちで育ってきたのか覚えてないのはちょっとだけ切ない気がした。

現在20歳のConor Nickersonは、少年時代の自分と青年になった自分が一緒にうつる合成写真を作り出した。ただの個人的な挑戦だったのらしいのだけど、彼自身もびっくりするくらい感情が揺さぶられたのだった。

自分の人生に感謝できた
「思い出の旅行」

最初は、この挑戦の最後はどんな感じなのかな?と言うあっさりした理由だったそう。でも、1〜6歳までの写真と、19歳の時の写真を組み合わせてみると、驚くほど様々な感情に溢れることに。

確かに一緒にうつるのは、過去のConorなのだけど今と全く違う人間でもある。今までどれくらいの時を乗り越えたのか……。思いを巡らせると、幸せな時間を過ごせていたことに気づいて、今までの人生に感謝の気持ちでいっぱいになったのだ。

“自分探しの旅”なんて言葉をよく聞くけれど、こんな旅をするのもたまには良いのかもしれない。

Licensed material used with permission by Conor Nickerson
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。