焚き火から、あの「煙たさ」を排除したスグレモノ

キャンプの醍醐味といえば、やっぱり目の前で火を起こして、焚き火を囲むこと。揺らめく炎をみながらお酒を酌み交わせば、普段よりももっと、心のつながりを深く感じたりもできるもの。

だけど…風向きによっては、煙で目が痛くなったり、服に匂いが付着して燻製みたいな一夜を過ごすことに…。

その点、このファイヤーグリルときたら、焚き火なのにアレが出ないっていうのですよ。

「グリル料理」でも「焚き火」でも
煙たい想いをしなくていい

言うまでもなく、木材から煙が出る原因は不完全燃焼。水分を含んでいる生の材木では、特に起こりやすくなりますよね。じゃあ、その不完全燃焼を意図的になくしてしまおうというのが、「BioLite FirePit」です。

特殊なファンを搭載したファイアーグリルで、木材を焼いた時に出る煙を最小限に抑えてくれるんだとか。秘密は側面の電動ファン。木材に空気を送り込むことによって燃焼を促し、煙の発生を抑える設計です。

 

百聞は一見に如かず。動画でチェックしてみてください。

以下はファンのスイッチを入れてからわずか10秒ほどで白い煙が徐々に消えていく様子を捉えたもの。

焚き火から「煙たさ」を排除「BioLite FirePit」「BioLite FirePit」

側面のファンに併せ、本体には51箇所のエアジェットがあり、効率的に燃焼させているそう。燃焼効率にも優れているらしく、通常より少ない木材でも炎を維持することができ、経済的に見てもお得だというのだから。

「BioLite FirePit」

操作も簡単。ただし、ここは意見が二分するところ。なぜなら、専用アプリをスマホにダウンロードして、ファンの速度を4段階から選ぶ必要があるから。すなわち、デジタルデトックス目的で焚き火を楽しみたい人たちからすれば、「そこどうなの?」な意見もあるでしょう。

にしてもです。料理などで火力が必要な場合でもHIGHに設定して豪快にグリルを楽しめたり、暖炉として使う場合にはLOWに合わせるなど、用途ごとに調節できるスグレモノ。ファンはUSB充電式で、LOWなら24時間、MEDIUMで10時間、HIGHで5時間連続して使用可能です。

「BioLite FirePit」

当然、持ち運びのことも考えられています。付随するキャリーケースがこれまた秀逸でして。なんとソーラーパネル付き、カバーに本体をしまうだけで太陽光発電で充電することができる!防水加工も施してあるので、海や川での使用も安心ですね。

「BioLite FirePit」

アウトドアで避けて通れない煙のストレスを軽減し、炎をより快適に楽しめるこの焚き火台、すでに「Kickstarter」で資金調達にも成功しています。今シーズン、もう1本と思ってるキャンパーの必需品になるといいですね。

Licensed material used with permission by BioLite
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。