超濃厚クリーミー。満足度高いのに「オーガニック」なアイス

スイーツに関連する調査でも、必ずトップに入り込む定番デザート「アイスクリーム」。

しかし健康やダイエットのためにあまり食べないようにしている人も少なくない。その一方で、ヘルシーさをうたったスイーツには”物足りなさ”を感じることも多い。そこで、sweet tooth(甘党)も満足する、ニュータイプを紹介しよう。

オーガニックで植物性。
しかも無添加。

鮮やかな色味と、とろけそうなほどにクリーミーなこのアイスは「Mine!オーガニックSOYジェラート」。

その名のとおり、オーガニックで、Soy=豆乳で作られたジェラートだ。有機の無調整豆乳、有機の砂糖といった、贅沢なまでに使われた有機素材が主原料だ。もちろんストロベリーやチョコレートなどの各フレーバーにも有機栽培された食材が使われている。言ってみれば「完全なるオーガニックアイス」だ。

これまでにも豆乳を主な材料としたアイスは存在したが、生クリームの代わりに増粘剤や乳化剤を使ってクリーミーな口当たりを再現されたアイス、もしくは、そういった添加物を活用することなくクリーミーさを無くした氷菓子のように楽しむ豆乳アイスが目立っていた。しかし「Mine!オーガニックSOYジェラート」は、一般的なアイスクリームと変わらない滑らかで濃厚な味わいを誇る。

その秘密を、開発販売する株式会社むそう商事の関原マキさんに聞いた。

開発秘話に感じた
「アイス愛」

「無添加でもなめらかな口どけを再現することが最大の課題だった」という関原さん。試作を重ねた結果、「有機デキストリン」というキャッサバ芋から作られるでんぷん質が最適であることを発見。空気の取り込み方にも工夫を凝らし、願っていた以上の濃厚さが実現できたという。

同社は有機・オーガニック食材の輸出入では30年以上の実績があり、良質な食材の入手先とすでに信頼関係が築けていたことも功を奏した。特に近年、健康やダイエットのためにオーガニックを意識した人が増え、日々忙しく暮らす家庭でも手軽に調理できるようにと有機の冷凍食材を豊富に揃えていたことも、Mine!誕生に大きく貢献したという。

なんと、発売が実現するまでの開発期間は1年あまりというから驚きだ。また「私もアイスが大好きで」と笑う関原さんからも、アイスへの深い愛情が感じられた。

Mine!は一般的なアイスに比べて、カロリーは半分以下。豆乳が持つ独特な香りも感じないうえに、乳製品がもたらす胃もたれのような消化不良はもちろんない。

カロリーや高脂肪を理由にアイスを我慢していた人も罪悪感なく食べられる、いや、むしろ食べた後の満足感の高さを考えると、新たなご褒美アイスが誕生したといえそうだ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。