「オレオのレコード」から出る音が、予想外にイイ。

黒いクッキーに白いクリームといえば、そう、誰もが知るあのお菓子、オレオ。大人になっても好きで食べている人はたくさんいるようだけど、私はいつの間にか遠ざかってしまった派かもしれない。

でも、「オレオレコード」なるものを見つけてしまってからは、子どもの頃とは違う親近感を無性に感じている。これ、本当に音が出るんです!まずは動画の45秒あたりからどうぞ。

「オレオレコード」のさらに驚くべきところは、ただやみくもに音を出しているわけじゃないってところ。

台湾出身のEscherさんと香港出身のKeithさんが立ち上げたクリエイティブチーム「Dimension Plus」が、若者中心のフェスなどで活躍するミュージシャンを集めて制作した、正真正銘の“オレオソング”なのだ。

ここまで音を出せるのは、厳密にいうと市販のオレオではなく、レーザーを使ってクッキーにレコードの仕組みをマネた溝をカッティングしているから。ジャズやクラシックなど、何種類か違うバージョンがあり、本気の遊びゴコロを感じてしまった。

「お疲れ様。はいオレオ」
と、手渡されたい。

仕事で煮詰まった時に音楽を聴いて、お腹が空いたら食べることができれば最高だなぁと、“オレオソング”を聴きながら想像してみたり。

元々、オレオにあまり感心がなくなった大人のために作られたものだそうで。「イイね!面白い!」といつのまにか何度もリプレイしている私は、まんまと彼らの狙いに引っかかってしまったみたい。

本当にクッキーなの?と、まだ疑っている人がいれば、オーブンで焼いている映像を含むこちらのフルバージョンもどうぞ!

Licensed material used with permission by Dimension Plus
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。