おいしく食べられるより、「やさしく光る」を選んだパン

パンはパンでも、食べられないパンはな〜んだ?…フライパンじゃなくって、食べられない「本物」の話をしているんです。カビが生えたやつとかでもなくて、そうならないように改良されたこの商品。そう、君の名は…

パンでできたライト
「パンプシェード」!

パンが光ってる…!特にバゲット系は、切ったら小さな女の子でも出てきそうなメルヘンなかわいさ。

でもまぁ、本型のライトやブドウ型のライトもあるし、特段目新しくはないんじゃない?私も最初そう思いました。しかし驚きの事実。このライト、割れるのです。ガラスみたいに。なぜって、本物のパンだから。つまりは正真正銘のパンを、防腐・防カビ・樹脂加工しているのが、このライトなのです。

〈素材〉強力粉 , 薄力粉 , 塩 , イースト , LED , 電池 , 他  

ほらね、使われているのは、本物のパン!とはいえ、もちろんライトになった後は食べられないので悪しからず。

発想のタネは
パンへのパッション

パン屋で働いていた時、廃棄になる商品を見るのが耐えられなかった。 パンには食べるだけではなく、それ以外の、それ以上の魅力がある。 

そう語るのは製作者の森田優希子さん。パンへの並々ならぬ情熱を感じずにはいられません。作り方によれば、ランプになるパンも内側はできるだけ削り出してあり、その部分も捨てずに美味しくいただくんだとか。環境にも優しい有効活用です。

手作りであるこのパンはひとつひとつ形も違うので、世界にたったひとつのパンを半永久的に保存できるということにも。

朝パン派の人は夜もパンの光に照らされることができるし、ご飯派の人も目でパンを味わうことが可能です。

しかもこうしてお皿に盛ると、本当に食べられそう…。普通のパンに混ぜておいて、光らせてドッキリさせてからプレゼント!なんて使い方もお茶目。

ハロウィンのデコレーションとしても活躍してくれそうな、パンのライト。電池タイプコンセントタイプがあるそうなので、興味がある人は探してみて。

Licensed material used with permission by Yukiko Morita
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。