すっぴんの高山都。「人生を変えるのは、ほんのちょっとの積み重ね」

足すことばかりだった20代。
今は、自分らしく、
自然な美しさを求めるようになりました。

モデル、女優、ラジオのパーソナリティとして、マルチに活躍する高山都(たかやま みやこ)さんも、20代前半は心にだいぶムリをしていたそうです。転機は「走る」ことと出会ってから。細かいルールは決めずに、とにかく毎日、それを続ける。

近著『高山都の美 食 姿 「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ。』(双葉社)には、彼女を変えた、毎日できるほんのちょっとした「自分らしく過ごす」ためのアプローチがずらり。

やっぱり、手にとってもらいたいのは20代後半の女性。迷ったとき、悩んだとき、前を向く方法が知りたいとき、きっと道しるべになるはずだから。

「ちょっとしたことを毎日続ける」
これが、私の人生を大きく変えてくれたこと。

全身コーデよりも
まずはとりあえずのスニーカー

絞りたい、スリムになりたいなら、有酸素運動のウォーキングやランニングはぜひ取り入れて欲しいです。だけどありがちなのが、「まず見た目から〜」なんて言って、最初に全部揃えようと、全身買おうとするタイプ。いつまで続くかわからない習慣予備軍のために、何万円も使えますか?

私は、ランニング用スニーカーさえあればいいと思う。しかも、本気のスニーカーじゃなくていい。歩きやすくて、走れるときにも使えて、普段も履ける、可愛いのが一足あれば。

お花は暮らしのバロメーター

早起きが習慣になってから、朝から掃除や片付けをすることができて、部屋がキレイになりました。部屋がスッキリすると今度は何かを飾りたくなり、お花を飾るようになりました。

心や時間に余裕ができたということだと思う。誰かのためにというよりも、自分が気持ちよくいたいから飾っています。花瓶の水が汚れていたら、花を飾らなくなったら、生活が乱れてきた?なんて気づかされますよ。お花が似合う部屋って、ステキですよね。

スマホは上を向いて
“二重アゴ”を回避

下向きスマホは背中も曲がるし、二重アゴになりやすい。スマホを持ち上げて使ってみると、顔周りにかかっていた圧が解放されて楽になるし、呼吸もしやすいんですよね。自然と背筋もまっすぐになりますよ。

今の自分にとって必要な
「目標」を掲げて走る

走ることと本気で向き合っているけれど、基本ふだんの私は“ゆるラン”主義。ポキっと折れてしまわないように、ゆる〜く長くダラダラ続ける。ルールは細かく作りすぎない。そうすると、自分のペースで走っていけるから。

そして、ときどき目標を作ります。タイムを狙いたいとか、この日までにもっと引き締めたいとか。今の自分にとって必要な目標を掲げて走る。そうすることでメリハリが出て、気持ちもダラけなくなりました。

笑っていれば、風向きは変えられる

女性も男性も、笑顔がステキな人に嫌な印象をもつ人はいないと思うんです。はじめての挨拶に、自然な笑顔がついてきたら、きっと嬉しい気持ちになるはず。また会いたいなって思う人は、笑顔がステキな人。

ちょっとばかし憂鬱な時間は誰にだってあるけれど、への字に曲がった口でムスーっとしていたら、さらに気持ちは下がっていく。だったら、そんなときこそ笑顔。笑っていたら、きっと乗り越えられる。

いつもの自分にちょっぴり笑顔を足したら、少しだけ見える景色が変わる、そんな気がしています。

ほんのちょっとしたことが
人生を大きく変えた。
30代、今がいちばん自分らしい。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。