夢をよく見る人と、見ない人。(特徴まとめ)

夢を見る理由は、「記憶の整理をするため」と言われている。あくまで、科学的にはね。一方で、前世や未来の断片だとか、スピリチュアルな説もたくさんあって、人間が完全には把握できない現象のひとつなんじゃないかな、とも。

そんな「夢」について。ライターJulia Guerraさんがこの記事で、以下のように分析していた。

朝起きてから「どんな夢を見た?」って聞かれると、80%くらい答えられない。あの、“夜の冒険”。

私たちは、100%夢を見ているはずなのに、そのほとんどを忘れてしまう。「見た」と言う人と「見てない」と言う人がいるのは、覚えているかどうかの違い。

人それぞれ、"よく見る夢"っていうのがあると思うけど、私の場合は恐ろしかったり、奇妙なものを見て、目を覚ますことが多かった。楽しい夢も見るけれど、どこか劇的な映像を見ることが多い。そこから、人よりも想像力に優れているってことに気がついたの。夢には、潜在的な能力や性格が現れるものだと思う。

だけど覚えているかどうかは、科学的に説明できることみたい。

寝落ちした時こそ、よく夢を見る

布団に行くまでもう少し…なんてグダグダしていると、気づいたらソファで寝てることがある。

リヨン神経科学研究センターと、リヨン大学の研究者たちが2013年に実施した研究では、自分の布団ではなく、途中で目を覚ますような睡眠環境だと、鮮明に夢を覚えている確率が高いが多いのだそう。

乳製品を口にすると、
よく「変な夢」を見る

あなたの体は、あなたの食べたものでつくられている。実は、夢も同じなんだって。

睡眠の専門家ケルシー・ダウンは、面白いことに「夢は、食生活で判断できる」って言っている。乳製品は特に精神的な作用が強く、睡眠中に奇妙な夢を誘発するという報告も。

そのほかに、ステーキやフライドポテトのような脂肪の多い食べ物も、睡眠に影響する。眠る前にガッツリ食べると、胃腸が活発に動きすぎてしまい、体温が上がって、動きやすくなるから寝相が悪くなるとか。

暑いと感じているときは、例えばサウナや砂漠など、関連した夢を見ることがある。寝ているのに、体内が活発化しているというチグハグな状態が、不快であったり、珍しい夢をつくるんだって。

ホルモンが多いと、
よく夢を見る

絶対に寝坊できない日は、寝る前に自分に言い聞かせたりすると、案外予定よりも早く起きたりするでしょう?ものすごく好きな人がいるときは、夢にその人が出てきたりしてね。

そういった自分への暗示は、何らかの形で夢に現れたり、睡眠の質に影響する。

メラトニン」という睡眠ホルモンは、まさにそういった睡眠と覚醒のパターンを操作していて、メラトニンの量が多い人は、少ない人よりも多く夢を見て、睡眠が深いのだとか。

このホルモンを増やしたい人は、ひまわりの種・チェリー・バナナが効果的。

ちなみに、覚えておこうと意識することで、実際に朝まで見た夢を鮮明に覚えている可能性は上がる。けれど、どうして覚えていたいのかっていう動機が弱ければ、記憶は失われることが多いんだって。

食べるチーズの種類によって
見る夢が変わる!?

ここからはJulia Guerraさんの言葉ではなくて、私が調べてみたハナシ。

"乳製品が夢と関連している"というのが面白くて深掘りしてみたら、特にチーズと夢の関係性が強いことが判明。なんと、2005年に「英国チーズ委員会」が行った調査では、食べるチーズによって夢の種類が変わるということを公表していた(笑)!

そんなことある?と思ったけれど、被験者200人のうち、レッドチェダーチーズを食べてから眠った人の60%が<幼いころなどの懐かしい夢>見ると答えたそう。

さらに、チェダーチーズを食べた人は<有名人がでてくる夢>。ブリティッシュブリーを食べた女性は<リラックスした夢>、男性は<悪夢に近い夢>をみたというのだ。

もっとも特徴的な結果がでたのは、「スティルトンチーズ」を食べた人たち。

スティルトンチーズの写真

なんと男性は75%・女性は85%という高確率で、起きた後もよく覚えている<インパクトの強い奇妙な夢>を見たそう。就寝の30分前に、20g食べるのがベストだとか。

日本人でも試してみた人は結構いるみたいだけど、意外にも勝率が高いように感じた。単純だけど、これは試してみたい(笑)。

Licensed material used with permission by Elite Daily

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