パートナーが「最良の恋人」である17のサイン

 

「優しくしてくれる」「笑わせてくれる」

そんなのは、パートナーであれば当然のこと。ここで紹介するのは、「Inc.」にJeff Haden氏が書いていたもっと具体的なサインです。自身も素敵な奥様がいると言う彼の「関係が長続きするサイン」は、きっと誰もが納得できるはず!

 

01.
言葉が下手でも
伝えたいことを理解してくれる

仕事でもプライベートでも、「何を伝えるか」よりも「どう伝えるか」に注力しがちではないですか?自分が伝えたいことを相手に理解してもらうために、それは仕方ないことでしょう。

でも、お互いに理解し合えているパートナーなら、どんな伝え方をしてもきっとわかってくれると思うのです。たとえ拙い言葉だとしても、話を聞き終えたときにはわかってくれているはずです。

02.
良いことだけじゃなくて
悪いことも真っ先に伝えたい

良いことが起こるとすぐにパートナーに伝えたくなるのは当然のこと。

では、自分に非がある悪いことはどうでしょう?伝えるには少しの勇気が必要ですが、それでも「聞いてもらいたい」と思えるのだとしたら、それはパートナーを頼りにしているから。微妙な状況を切り抜ける方法を、一緒に考えてくれると信じているからです。

03.
お金と時間の相互関係に理解がある

ある調査によれば、カップルのどちらかの通勤時間が45分を越えると、離婚率が40%ほど上昇するのだそう。

また、パートナーの新しい仕事が、前職よりも20%ほど給料が高いけれど、通勤時間が1時間ほど長い場合。複数の経済学者曰く、通勤時間が1時間プラスされる場合、最低でも給料は前職より40%上昇していないと人は往々にして満たされないといいます。

昇給のために通勤時間を延ばすのは、良いことではなさそうです。

04.
あなたの性格を
無理やり変えようとしない

僕の悪い癖のひとつに、「イエス」と言った約束をギリギリになってドタキャンしてしまうことが挙げられます。断るセリフは、決まって「やっぱり行きたくないかも……」。

けれど、僕の妻は、そのことを頭ごなしに責めたりしません。「行きたいってなるといいけどね。いつもあなた面白い人に出会って帰ってくるじゃない。それにいつも行ったあとは、楽しかった、って言って帰ってくるでしょう?支度の手伝いをしてあげようか?」と笑顔で接してくれます。

僕の性格を理解し、気持ちよく乗り越えられるよう手助けしてくれるのです。

「人はすぐに変われない」と知りつつ、あなたの「変わりたい」という気持ちを応援してくれるのが、最良のパートナーです。

05.
何があっても信じてくれる

恋愛において「忍耐強さ」は重要視されていないように感じます。でも、これが生まれ持って備わっている人は、すばらしいと思うのです。

僕は、初めて転職を経験したときかなりの苦労を強いられました。残業は絶えず、給与はほんのわずか。何度も辞めよう思いましたが、妻が「続けていけば、絶対に成果が出るわ」と忍耐強く支えてくれたのです。

残業は未だ絶えません。でも今は、成果を出すごとに絶大な達成感を感じられるようになりました。仕事の楽しみ方も、なんとなく掴めてきた気がします。

「成功は一夜にしてならず」という言葉はご存知でしょう?

不可能を可能に変えるために必要なのは、忍耐強くサポートしてくれるパートナーなのかもしれません。

06.
成功へ導いてくれる

ワシントン大学セントルイス校の研究者たちの調査によると、信頼できるパートナーがいる人といない人では、前者のほうが、仕事のパフォーマンスがよく、給与は高い、昇格の確率も高く、仕事に対する不満が少ないという結果が出たのだそう。

いいパートナーになるためにはどのような行いが望ましいのかを知りたい人はこちらをチェックしてみてください。

07.
短所は責めず、長所を褒めてくれる

周りにもいませんか?パートナーの愚痴を言う人。

パートナーが下した決断、仕事に対するスタンスや振る舞いを批評したり。それはまるで、短所しか見えていないかのよう。

本当にパートナーを愛し、尊敬しているのなら、短所ばかりを責めずに長所を褒めるはずです。パートナーへの態度は、自己肯定感を暗示しているのかもしれません。

08.
的確なアドバイスをくれる

数年前、僕はInc.のGrowCoというイベントに参加する為にナッシュビルへ行きました。

それは、ちょうどMark Cuban氏が登壇した日でした。私は、グリーンルームをひとりで監視している青年を目にしました。せっかく刺激的なカンファレンスが催されているというのに、廊下でポツンと小さな椅子に腰掛けている彼を見て、僕はなんだか彼を哀れに思ってしまいました。

そこで彼に話しかけてみると、驚くことにその仕事に満足していると言うのです。ただ、できれば「Mark Cuban氏に会いたい」と言う願いを秘めていたそう。

僕は、Cuban氏のスケジュールはとてもタイトだし、地元や国民のメディアが彼につきっきりなため、彼との対面は非常に難しいと思いましたが、それを口にしませんでした。そうして、この話を伝えるために、僕は妻に電話をかけてみたんです。

そうしたら彼女はこう言いました。「その青年がCuban氏に会えるよう、あなたが手助けをしたら?」と。

確かに、僕は手助けができる立場にいました。だからそうしたのです

このような場面に遭遇したとき、その「提案の良さ」に焦点を当てず、「誰が提案したか」にばかり固執してしまうのなら、それは良い恋愛とは言えないのかもしれません。

今の仕事や将来の夢、それから目標などを知った上で、自分では思いもしなかった提案をしてくれる人こそが、運命の人。そして、決してその提案を「余計なお世話」だなんて思わず、受け止めるのです。だってそこまであなたのことを考えてくれる人がいるなんて、素敵じゃありませんか?

09.
ちゃんと話を聞いてくれる

相手の懐にスーッと入り込めるような社交性を極めるって、じつは簡単なこと。的確な質問さえ投げかけられれば、たいていの場合会話は続くでしょう。あとは、よく話を聞くことで、相手の考えや意見に興味があることを示せます。

10.
彼と一緒なら何だってできそう

「何をするか」よりも「誰とするか」。後者にフォーカスができていないのなら、その愛は本物ではないのかも。

11.
あなたの意見を尊重してくれる

何がなんでも自分の意見を押し通そうとし、相手の考えはほぼ無視。自分が正しいという確信を持ち、パートナーにも「あなたが正しい」と思ってほしい。こういう人って案外多いですよね。

でも、この先も長く付き合っていきたいのなら、自分の正しさにこだわらない人を選びましょう。自分が導いた「正しい」を押し付けるより、ふたりの「正しい」を見つけようとしてくれる人です。

あなたの意見のほうが正しい場合は、言い合いをせずにそのまま受け入れてくれる。そんな人でなければ、より良い関係を築くことは難しいでしょう。

12.
助けてほしい時に「助けて」と言える

助けを求められるのは、相手を尊敬しているから。

「あなたは私よりもたくさんのことを知っている」「あなたは私にできないことがある」「あなたは私より経験値(才能、など)がある」と言っているようなもの。

つまりは「あなたを尊敬している」と伝えるのと同じことなのです。そのような敬意を払える相手がいることは素敵なことであると同時に、敬意を受ける側は、それがエネルギーにもなります。

何よりも、助けを求めることは、自分の弱さを認めること。そしてその弱さが共有できるのは、ちゃんと信頼関係が築けているから。人の力を借りることとは、弱さの現れではありません。恋愛においてそれはむしろ、強さであると理解しましょう。

13.
時には許し、忘れてくれる

パートナーが何か大きな過ちを犯した時。それを許し、忘れることは、なかなか難しいでしょう。と同時に、相手を責め続けることは簡単なこととも言えますね。

何が言いたいかって、過ちを乗り越えることは、とても大変。許すことこそがふたりの関係をより良いものにすると気づけたなら、それは良いパートナーに恵まれた証拠です。

14.
あなたの「弱み」を
「強み」に変えてくれる

僕は、人に好かれることに安心感を覚えます。周りに対して、必要以上に承認を求めてしまいがちなのが、玉に瑕です。僕がいる業界でこのスタンスは望ましくないため、妻は「失敗とみなされても、それを糧にして」と、よく励ましてくれます。

たとえば、僕は人や商品、会社などについて書くとき、デメリットには決して触れません。そうすることが好きではないので、メリットが思い浮かばなければ、そもそも書こうとも思いません。

そのため、知的で才能に長けていて、成功を手に入れている人を、いつも必死に探しています。僕が書く記事は、いつも尊敬を抱いている人についてです。

妻は、こんな僕のありのままを受け入れてくれ、良いところに、さらなる磨きをかけられるようサポートをしてくれます。もし、あなたのパートナーもそうしてくれているのなら、この先もきっと大丈夫。

15.
あなたの成功を
一緒になって喜んでくれる

自分の役割を把握した上で、個人の目標を掲げることができ、かつチームの成功を心から祈り、メンバーと助け合える人たちを集めたチームこそが、仕事における「最強チーム」です。

これは恋愛においても言えること。長く関係を育んでいける相手なら、あなたの成功に嫉妬したりしないはずです。あなたの幸せが、彼の幸せでもあるのです。

あなたが成功できるよう、きっと手助けをしてくれるでしょう。

16.
無理をしなくていい

ウェブスターホールでメタリカがステージに登場するのを妻と一緒に待っていた時のこと。僕が以前Inc.の記事のために取材したMorgan Spurlock氏が、偶然にも隣りの席に座っていたのです。

「遅く始まるかな?」

僕は、彼にそう質問しました。

「いや、彼らはプロだからそんなことはしないと思うよ」と、彼。そして「なんで開始時間を気にしてるの?」と続けました。

多くの人はこう答えるでしょう。

「じつは彼女、メタリカにあんまり関心を持っていなくてさ。無理を言って来てもらったんだ。だから開始時間が遅れると悪いな、と思って」など。

でも僕は、そう返す必要性を感じませんでした。そもそも頭に浮かんできませんでした。妻はメタリカの熱狂的なファンではありません。でも、僕がファンだと知っていたから、一緒に来てくれたのです。無理して付いてきたわけではないので、たとえスタートが遅れても、ライブが最悪だったとしても、文句を言ったりはしないとわかっていました。

見返りを求めず、あなたが喜ぶ行動ができる人こそ、ずっと大切にすべき人なのです。

17.
感謝の気持ちを
ちゃんと伝えてくれる

毎日顔を合わせている人にほど、「いつでも言えるからいっか」と、感謝の気持ちを伝えることをおざなりにしがち。でも、会う回数に関係なく、感謝の気持ちは、心に生まれた時に伝えるべきだと思うのです。

感謝されると、良い気分になるのはもちろんですが、より良い人になれるような気がしませんか?「感謝の言葉こそが明日への力になるのかも」とも思うのです。

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