壁の中をレントゲン写真のように見ることができる技術。しかもスマホで。

スマホ用製品の技術向上によって、顕微鏡や望遠鏡みたいなものまで販売されています。さらに開発は進み、物理的に見えなかった場所も、スマホを使って見えるようになったようです。

まあ、日本で需要があるかどうかは別の話。

だけど、アメリカでは数々のメディアから表彰されるほどの人気ぶりなんだとか。どうしても壁の向こうに見たいものがある…という話ではなくて、彼らのカルチャーが影響しているようですけどね。

最初に断っておくと、
隣人の部屋までは覗けません!

少し大きめの充電器のようなガジェット「WalabotDIY」。木やプラスチックなどの素材に関わらず、厚さ10cm以下であれば、壁の裏側に何があるのかを探知して、スマホ画面に映像を映し出してくれるとのこと。

ターゲット層はすごいニッチ。自分で部屋のリメイクをする人に向けて、DIYを補助する器具として売り出しているようです。

だけど、アメリカで人気の理由はこれです。なぜなら、部屋や家を改装する文化があるから。彼らにとって、配線の見えることはとても重要で、じゃないと、上のように火花が飛ぶこともあるそうです。

ここでは、よ〜く画像を見てください。ネズミが通っているのが分かるはずです。それに赤く反応していることから判断できると思いますが、壁の反対側にいる生き物の動きも感知してくれるそうですよ。

アメリカ人が暮らすのは一軒家が多いため、ネズミが出る確率が高いのかもしれません。だから、この機能も評価されるのでしょう。

ただし、壁に向かってかざしても、距離が遠い場合なら何も見えないので、使い方はよ〜くご検討を。

Licensed material used with permission by Walabot
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。