手のひらに「人」を書いて飲むよりも、緊張を解きほぐす方法。

緊張を和らげる方法として、手のひらに「人」という字を書いて飲み込む。これは誰もが聞いたことがあるはず。効果は別として、実社会で重要なプレゼンやミーティングの場で、目の前に人がいるのにわざわざ飲み込んでもいられない…。

でもご安心。誰にも気づかれずに自分の感情をコントロールする、方法があるようです。

三人称で自分に語りかける

例えばこういうこと。

(しっかり練習してきたんだからきっとデキる。でもどうして私、こんなに緊張してるんだろう…)

頭の中で自分自身に話しかけるとき、私たちの多くは無意識のうちに一人称を使ってしまうもの。けれど、ミシガン州立大学とミシガン大学の心理学者によれば、ストレスを感じるような場面ほど三人称を使って自分に語りかけることで、感情を上手くコントロールしやすくなる、というのです。

もうひとつ例を。

ジョンという男性が最近フラれたことについて悲しんでいるとする。彼が自分に『なぜジョンは悲しんでいるんだろう?』といった具合に三人称で話しかけると、「なぜ自分は悲しいのか?」と一人称を使って問いかけたときと比べて、感情的なリアクションが減る。

この理由について、ミシガン州立大学の准教授Jason Moser氏はこうコメントしています。「三人称で語りかけることで、実際に経験していることから少し精神的な距離を置くことができる」と。

これを緊張する場面に用いれば、身動きひとつとる必要もなし。つまりは誰からも気づかれる心配もありません。ここ一番というとき、涼しい顔をしながら頭の中では三人称で自分に話しかけていれば、周囲には「落ち着いた人」という印象を残せるかもしれませんよね。

ただ、“自分との会話”に夢中になりすぎて、大事な話を聞き逃してしまうことがないように…。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。