「まるで夢みたい…」キャットアイ症候群の女性モデルが大活躍

今まであったモデルの固定観念を打ち破るような個性的な人たちが、近年ファッション業界に増えているように思います。年齢生まれつきの容姿など、モデルとして活動するならば以前は障壁になっていたであろう要素を乗り越え、ありのままの自分を見せているのです。

ここで紹介するCaitin Stickelsさんもそのうちの1人。生まれつき病気を患っていながらも自信に満ち溢れた彼女の姿は、多くの人々を惹きつけています。

「誰一人として同じではない」

生まれつきキャットアイ症候群を患っている、モデルのCaitinさん。カメラを見つめる瞳には、ブレない自信や強さが満ち溢れているように感じます。

以前「Cosmopolitan」のインタビューでは、「私たちはみな違うと思っています。誰1人として同じような人はいないし、完ぺきな人などいないのです」と語っていました。

フォトグラファーとの出会い
そして人生の転機

実はCaitinさん、今春に有名なファッションフォトグラファーNick Knightに撮影してもらい、『V Magazine』に登場しました。インタビューでは、「母親や叔母はファッションが大好きでした。でも、自分がモデルになろう、とかこの業界で働こうなどとは夢にも思っていなかったのです」と語っています。

雑誌に載ることでこれまでの業界の“常識”を壊したなどとメディアに注目され、彼女は多くの人々に知られるようになりました。そのすべての始まりは、意外にもInstagramだったという事実は「Cosmopolitan」が報じています。

当時、Caitinさんのアカウントにたまたま気づいて魅力を感じたKnight氏は、「一緒になにかしましょう」と提案。「あなたは素晴らしい人なのに私は何者でもないのよ」とただただ信じられなかったということです。

Instagramを覗くと今も様々なフォトグラファーと組んで作品をつくっている様子。

ファッション業界に次々と吹く新しい風。今度はどのような“革命”が起こるのか、注目していきたいです。

Licensed material used with permission by Caitin Stickels
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。