自分たちの手でつくる「無人島フェス」の魅力とは

ボートでしか辿り着けない無人島があったって、都会では見ることのできない夜空があったって、最高に素敵な映画があったって、これがなければ満足できない。

それは、すべてを自分たちの手で作り上げること。…そう、DIY。

静岡の西伊豆の離島で開催される「MUJINTO cinema CAMP」は、無人島でキャンプをしながら映画を楽しむフェス。その最大の特徴は、参加者も含めて全員で作り上げていく「DIYイベント」であるということ。

思い出を「つくる」夏。

主催者が大切にしているのは、なるべく参加者との垣根をなくし、全員でフェスを完成させること。

プロジェクト自体は2015年に発足し、2年間は実験的なプレイベントを行ってきました。それが今年、いよいよ本格始動。「第1回 MUJINTO cinema CAMP」として、2017年9月9〜10日に開催します。

上陸手段は、ボートだけ。

会場へは、西伊豆の田子漁港からボートに乗って向かいます。アクセス方法はこれだけ。完全な孤島です。

もちろん、住人はいません。秘密基地を作って遊んでいた子どもの頃を思い出すようなプライベートエリアで、日常から離れた時間を楽しみましょう。

ちなみに、湾の中にあるので波は穏やか。水中には色とりどりの魚たちが泳いでいて、癒やしてくれます。

またDIYがテーマというだけあって、テント設営はもちろん、みんなでフェスの会場を作っていきます。

ただし、アウトドア経験がない人でも大丈夫とのこと。会場でテントをレンタルすることもできますし、スタッフや周りの参加者とわいわい協力して作業すればOK。

ひとつのものをみんなで作り上げるので、この無人島にいる人たち全員と絆が深まりそうです。

「手作り」の楽しさを。

映画鑑賞までの時間、会場ではキャンドル作りなどのワークショップが開催。まるで図工の時間を思い出すように、「ものづくり」の体験が味わえます。

他にもバーベキューやカヤックなども用意されているので、穏やかな海を眺めて過ごすも良し、自分たちで作ったご飯を楽しむも良し。

夜は、幻想的に。

日が沈んだら、いよいよメインイベントの「シネマフェス」が開始。

遠くで聞こえる波の音や、風が吹くたびざわめく木々の音に耳をすましながら、屋内映画館では決して味わうことのできない、幻想的な世界に浸りましょう。

きっとこの非日常的な開放感は、心と体をリフレッシュさせ、最高の思い出になってくれるはず。去年の動画はこちらから。

「MUJINTO cinema CAMP 2017」

開催日:2017年9月9日(土)〜9月10日(日)
会場:静岡県 AQUA village(西伊豆田子漁港よりボートで10分)

Licensed material used with permission by MUJINTO cinema CAMP 2017
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。