旅の思い出は、この「特別な義足」とともに。

人が旅に惹かれてしまうのは、まだ見ぬ世界のことを、もっと知りたいと思うからではないでしょうか。Devon Gallagherさんの心の中にも、いつからかそうした気持ちが芽生えていたのでしょう。大学卒業後、彼女は「義足でヨーロッパを周る」という挑戦を始めたのです。

彼女にしかできない
新しい「記録写真」

そもそもこのGallagherさん、生まれながらにして骨系統疾患を患っていました。何度か手術をしたものの失敗に終わってしまい、4歳の時に切断を決意。義足生活を余儀なくされることに。

義足でヨーロッパを旅する。その道のりがハードであることは想像に難くありません。が、当の本人はいたってポジティブにこのチャレンジに挑んでいます。

「幼い頃から義足で生活をすることで、学んだことがたくさんあります。私の足を見て誤解する人が多いけれど、幸せに生きているんですよ」

彼女の義足には訪れた街の名前が。これは特殊な塗料でコーティングし、まるで黒板のように書き消しを可能にしたオリジナル義足カバーだからこそ。「旅先で寂しくなっても、黒板を彩ったり、地名を書いて撮影することで、ポジティブになれるように!」と友人が提案してくれたアイデアなんだとか。

欧州旅行を楽しむGallagherさんのInstagramには、「イケてるね!」「カワイイ!」と多くの反響があるみたい。

満面の笑みとちょっとポップな義足、何より彼女自身の明るさによって、これからも旅先で人気者になるんじゃないかなあ。

Licensed material used with permission by Devon Gallagher
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。