ダイエット中だから「抹茶ラテ」という、キケンな落とし穴

世界的ブームのグリーンティから派生して、いまじゃMatcha(抹茶)が当然のようにカフェスタンドのメニューにも登場。「これは低カロリーでしょ…」、となんとなくのイメージでチョイスすると、ダイエット中はイタい目に。

こうした悲しい事態を招かないための手引きとして、手島奈緒さん著『外出女子のための太らない選択』(サンクチュアリ出版)では、外出時、ダイエット中に選ぶべきメニューを教えてくれています。

抹茶ラテの誘惑を
ソイラテで断ち切る

ラテは女子の大好物。そして、抹茶も女子の大好物。けれど甘い誘惑に負けて、ドリンクだからと飲みすぎるのは、自ら“太る宣言”しているようなもの。

抹茶というとヘルシーそうですが「抹茶ラテ」となるとそうはいきません。なんと「豆乳ラテ」と比べると糖質は約4倍。なぜこんなに高いかと言えば、そう、砂糖がたっぷり入っているからです。

ラテが飲みたい時は抹茶への恋ゴゴロは胸にしまって、豆乳ラテをオーダーするのがおすすめ。摂取カロリーは半分近くまでおさえられます。間違っても砂糖は足さないようにしてくださいね。

豆乳そのものの自然な甘みを楽しみましょう。ただし豆乳ラテに使われている可能性のある調整豆乳は脂質が多め。飲みすぎはNGです!

今さら聞けない
「調整」と「無調整」の違い

豆乳は、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが豊富。お肌が若返る、生理トラブルや更年期障害がやわらぐなどの効果が期待できる、女子に嬉しい食品です。

では、スーパーでよく見かける「無調整豆乳」と「調整豆乳」。いったい何が違うのでしょうか?

豆乳(無調整豆乳)

大豆固形分8%以上 原材料は大豆と水のみ

調整豆乳

大豆固形分6%以上 豆乳に、植物油脂や砂糖などを添加

「豆乳」とは、大豆を水に浸してすりつぶし、加熱してからしぼったもの。これににがりを加えると豆腐になります。「調整豆乳」は、豆乳に植物油脂や砂糖をくわえて飲みやすくしたもの。栄養に大きな差はありませんが、調整豆乳は添加される物質のぶんカロリーが高めです。

カフェで使われているものはほとんどが、この調整豆乳。無調整豆乳はクセがあるため、コーヒーなどの風味を邪魔してしまう恐れがあるからでしょう。脂質が多いので、飲み過ぎには注意しましょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。