殺風景な場所も、プロが撮るとここまで絵になる

「選択の芸術」とも言われる写真は、たとえ同じ景色でも、切り取り方によって全く違うものに仕上がります。たとえばプロフォトグラファー・Vijceさんがシャッターを切ると、何の変哲もない場所がこんな風に。

光が差し込む
この場所は…

モノクロームな世界で物思いに耽る人に、やさしい光が差し込む中ゆっくり下るサラリーマン。

これ、どこで撮影したかというと…

 

 

どこにでもありそうな駅の階段。

続いてこちら。

カラーフィルムでアンニュイな雰囲気が醸し出されていたり、まるでソール・ライターかのような赤い傘が映える画に仕上がっていたり。

ここはもうお分りの通り、

 

 

何の変哲もないエスカレーターでした。

心で考えて
魅力を引き出すんだ

Vijceさんは、写真を撮るときのコツを次のように話しています。

「大切なのは、とにかくいろんな角度からその場所を見てみること。

どんな場所でも、ユニークなショットを撮ることはできる。自分の足で歩いて、普段は見逃していた魅力を見つけるんだ。見下ろしたり、見上げたり、近付いてみたり、遠ざかってみたりね。

どんな風にその場所を切り取るのが一番素敵か、しっかりと心で考えるんだ。きっと、自分にしか撮れない素晴らしい作品が生まれるはずだよ」

いつも素通りしているあの場所で、あなただけのショットを見つけてみるのもいいかもしれません。

Licensed material used with permission by Vijce
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。