かき氷機が要らないインドネシアの「つぶつぶかき氷」

日本の夏に、かき氷を欠かすことはできません。でも氷で涼を得るのは、東南アジア全般でもあります。たとえばインドネシア、「エス・ブア」というフルーツたっぷりでいただくかき氷が、暑い日のオアシス。

フルーツといっしょに
ジャリジャリの食感を楽しむ

さて、かき氷とはいったものの、日本のそれのようにきめ細かく削った氷を期待してはいけません。あちらの氷はつぶつぶのまま。これを口のなかで砕きながら食すのがスタイルです。

トッピングするフルーツも季節によってさまざま。クラッシュアイスの上に、パイナップル、キウイ、マンゴー、スイカでも、旬のフルーツをのせて、あとはコンデンスミルクをたっぷりかけるだけ。ひんやりおいしいですよ!

そうそう、クラッシュアイスのつくり方ですが、簡単な方法をひとつ。製氷皿から取り出した氷をビニール袋に入れ、スプーンの背で手首のスナップをきかせて叩く。これで簡単に砕けます。かき氷機がなければ食べられないよりも、ざっくりクラッシュさせるインドネシア風をこの夏の定番にしてみてはいかがでしょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。