どんなに暑い日でも、絶対に食べたくない「アイスキャンディー」

暑い日に欲しくなるのがアイス。でもどんなに日差しが強くても、どんなに体を冷やしたくても、絶対に食べたくないアイスがあるんです。

台湾の大学生グループ「100%純污水製冰所」が作ったこれは、なんとなく漢字からも推測してもらえる通り、汚染された水から作られました。それも100%下水で。中身さえ知らなければ舐めてしまいそうなものから、つい「きもちわる…」と言ってしまうものまで、一部紹介します。

レベル1
「へぇ下水なんだ」
(全然いけるじゃん)

レベル2
「うわっビニール入ってる」
(危なくなってきた予感…)

レベルMAX
「完全に食欲なくなった…」
(もう見たくない)

クリエイティブ×環境問題
汚染の状況を訴える

もちろん、これらのアイスキャンディーは食べ物じゃありません。国立台湾芸術大学の学生グループがつくったアート作品で、材料の下水は国内100カ所から集められました。それぞれに可愛いパッケージも用意され、かなりの力の入れようです。

彼らはただ作っていただけではなく、「どれだけ水が汚染されているかという現実を認識してもらい、綺麗にすることの大切さを伝えたかった」というのです。台北で展示会も行われ、海外メディアもこのネタを取り上げるなど、注目が集まっています。

Licensed material used with permission by 100%純污水製冰所
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。