視力2.0じゃないとおいしく食べられない「ハンバーガー」の秘密

小さいころ、よく両親に「目だけは悪くならないほうがいい」と言われたものですが、実際、視力関連のトラブル(特に近視)に悩んでいる人も多いのでは。

視力検査をするたびに、ヒヤヒヤ。「えっと…右? じゃなくて上かも?」なんて、最後には予想大会みたいになっちゃったり。

見えたメニューが注文できる
フードトラック

そこで、眼鏡のレンズでも世界有数のシェアを誇る「Nikon」は、自分の視力にきちんと合った眼鏡を使って欲しいという思いから、パリであるキャンペーンを行いました。

それは、ハンバーガートラックと視力検査という、意外な2つのコラボレーション。 

ハンバーガーに挟むトッピングを無料で選ぶことができるんですが、そのメニューが視力検査表になっているんです。

バンズ
レタス
ピクルス
ケチャップ
マスタード
チェダーチーズ
オニオン
パティ

選べるのは、見えたところまで。下に行くにつれ、どんどんフォントが小さくなっていくではありませんか。全8品のうち、メインとも言えるパティは一番下。

こちらの眼鏡の女性、メニュー表がまったく見えず、ほとんど何も挟まっていないハンバーガーの出来上がり。

トラックのすぐ側には視力チェック用の機械が並び、どのくらい見えているのかをその場で確認することもできます。先ほどの女性は、まっすぐ機械のほうに向かって検査。

きちんと見えるように、眼鏡を新調しないとですね。

このキャンペーンは、3週間にわたってフランスの6都市で開催され、のべ5,000人が、それぞれのハンバーガーを楽しんだそうです。

「Manger a l oeil(目で食べよう!)」

今年で100周年を迎えたNikon。多くの人々が楽しみながら視力の大切さを感じたイベントになったようです。味気ないバーガーになってしまいそうな人は、もう少し目をいたわってあげてくださいね。

Licensed material used with permission by Nikon
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。