ほしい時に、ほしい場所で荷物を受け取れる「宅配サービス」

雨の日も風の日も、日々大切な荷物を届けてくれるスタッフに、これ以上を求めるのは酷かもしれません。でもやっぱり、ワガママを承知で言わせてください。

「17時〜19時」のようにお届け枠が2時間単位だと、いまかいまかと自宅待機している時間が、どうしても惜しく感じてしまうのです。もちろん、ピンポイントで時間を約束するのが難しいという事情は、重々理解しているんですけどね。

ところが、そんなすべての消費者が感じているであろうお悩みを、物流とITの掛け算が解決してくれるかもしれません。もしこの取り組みが実現したら、私たちはもっと自由なライフスタイルを手に入れられそうです。

配送時間枠を
10分単位で指定できる

端的に言いましょう。DeNAとヤマト運輸が実用化を目指すこの「ロボネコデリバリー」は、スマホで受け取り先と時間を自由に設定できるサービス。欲しいときに欲しい場所で荷物を受け取ることができるのです。

通常の宅急便と同じ8時~21時がお届け時間。でも、これまで2時間単位だった配送時間枠を10分単位で指定することが可能に。

「欲しい場所」もこのように設定。到着3分前には、丁寧に電話で連絡してくれます。

到着後、QRコードの読み取りor 受け取り番号の入力でBOXのロックを解除、受け取りという流れ。

20時50分帰宅でも、間に合う。

もっとも恩恵を受けるのは、会社勤めの人でしょうか。

これまでは、一番遅い時刻「19時〜21時」に設定しても、19時過ぎに来ることもあれば、21時直前に来ることもあるなどバラバラ。後者であれば間に合ったのに…なんてケースは一度や二度ではないはずです。

でもこれなら、20時50分帰宅でも安心してOK。

ほかにも、ママ友とカフェでランチ中に。あるいは、公園で子どもと遊んでいる時に。

「ロボネコデリバリー」は、現在、神奈川県藤沢市で試験サービスを実施中。2018年内に一部エリアで、自動運転での実用化を目指しているとのこと。これからは、あなたが宅配時間に合わせるのではなく、あなたに合わせた宅配になるのです。

※ロボネコヤマト®はヤマトホールディングス株式会社の登録商標です

Licensed material used with permission by ヤマト運輸
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。