「漬物男子」がデザインした、見せたくなる漬物瓶

誰でも手軽に「漬物作り」を楽しめるようにーー。

そんな思いが込められた、現代のライフスタイルに溶け込む「新しい漬物瓶」が話題になっています。

いまの暮らしに
溶け込む「漬物瓶」を

「一度自分で作った漬物を食べると、市販の『不自然な味』が気になるようになってしまって。だから自分で漬けています」

そう語るのは、今回デザインを手がけた田中友規さん。大手広告代理店デザイナーという肩書きを持ちながら、自身で料理教室も開催する料理男子です。

初めて自分で作った白菜漬けのおいしさが忘れられず、漬け物作りにどっぷりハマったという彼。でもいざ作ろうと思うと、ピッタリの漬物瓶がなかったそう。

大きいかめだと置く場所がない。かといってプラスチック容器や瓶で代用しようとしても、使い勝手が悪いし、ビジュアルも良くない。

もっと手軽に、もっと身近に漬物を楽しむために。彼は自ら「漬け物専用容器」をデザインすることにしたのです。

粋な瓶に込められた
3つのこだわり

漬物瓶「Picklestone」には、現代の生活にフィットするようなこだわりが詰め込まれています。

まず1つめは、何と言ってもそのデザイン。思わず誰かに自慢したくなっちゃいそうな、シンプルで小洒落たものになっています。

2つめは、現代の暮らしに溶け込むサイズ感です。漬物作りにおいてネックとなるのが、スペースの確保。一般的なマンションでは、漬け物用のかめを置けるような冷暗所はなかなかありません。

そこで田中さんが思いついたのは、冷蔵庫のポケットに入れられるような形にするということ。これなら手軽に「漬物作り」を生活に取り入れることができそうです。

そして3つめは、漬物石の素材と形です。石は、日本が誇る香川県産最高級の「庵治石」を使用。これは東京オリンピックの聖火台や、道後温泉の天皇陛下専用風呂にも使われているという一級品です。

石と野菜の間に使われているのは、ヒノキの樹。この香りが野菜にも移り、より贅沢な仕上がりになります。

また、引っ張るだけで簡単に取り外すことができるデザインにして、手軽さをとことん追求しています。

フードロスや安全な食を
考えるきっかけにも

「いつもは捨ててしまうような野菜の切れ端を入れておくだけでも、立派な漬物になります。このポットを身近に置くことで、ちょっとしたフードロス削減や、保存料や着色料を使わない『安全な食』について考えるきっかけになれば」

漬物瓶「Picklestone」は、プロジェクト支援がすでに目標金額の700%を達成するほどの人気ぶり。品切れ状態が続いていますが、随時追加で入荷されているようです。自分で漬けたくなってきた人はこちらをチェックしてみて下さい。

Licensed material used with permission by CAMPFIRE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。