これが人生で買う「最後のノート」になるかもしれない

一冊4,980円(販売予定価格)のノート。こう聞いただけでそっぽを向いてしまったとしても何も不思議はない。どう考えたってノートの値段ではないからね。でも、これが無限に使えるものだとしたらどうだろう?

エコだテックだと言う以前に、圧倒的コスパから、もしかしたら人生最後のノートになるかもしれない。

拭くだけで文字が消える
繰り返し使えるノート

書いては消して、また書いて…、耐久利用回数は1,000回以上というから、さすがに「無限に」は大げさだけど、買い足す必要もなく同じページを繰り返し使える。ゆえにこのノートは(永遠)を意味する「Everlast」と名付けられた。

書いたものが消えるといえば、フリクションペン。温度変化により色が変わるインクを使用したあのペンをこちらも使用することが大前提。けれど、「消す」ことに関しては摩擦熱でなく、こちらは濡れたタオルやウェットティッシュだという。ちなみに乾いた布では消すことができない。

製紙業界の専門家たちと共同開発したのが、なめらかで限りなく紙に近い「合成ポリエステル」。秘密はペンではなく、紙のほうにあった。

スキャンしてクラウド保存
そして、また消す。

さて、いくら消せるからといって、必要な情報(内容)を記録しておけなければ意味がない。なので、本来であればフラッシュアイデアをちょこっと書き留めておきたい、クリエイティブ族のニーズを満たすレベルのものでも悪くない訳だが。

でも、そこで終わらないのがEverlast。無料の専用アプリでメモした内容を読み込めば、簡単にクラウド環境で保存ができる

メモを即データ化してスマホに保存する、俗に言う「デジタルノート」や「電子ノート」は数あれど、質と実を兼ね備えていて、さらにコスパも叶えてくれるものって、調べてみると分かるけど、意外と少ない。

スタイラスペンを画面に滑らすのとはひと味違う、紙の質感だったり、筆圧を大事にしたい人には断然コッチなんじゃないかな。安価とまでは言えないけれど視点を変えれば、ってやつですよ。

7つのアイコンで
保存先を独自設定

そうそう、こちらもナイスな機能。ページ下部にある7つのアイコンを、自分が保存したいクラウド先、たとえばDropbox、Evernote、Google Docs、メールなどと紐付けるだけで、書いたノートを任意のフォルダにラクラク自動保存。業界のスタンダードにもしっかり対応している。

クラウドファンディングを「Makuake」で開始したのが先週末のこと、それからまだ数日だというのに、すでに出資金は目標額の2倍に到達(驚)。これを「最後のノートにしたい」って思っている人、少なくないってことじゃない?

Licensed material used with permission by Makuake
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。