いっそ縦にして持ち運んでもOK「超スリム」なランチボックス

いかにもなフォルム。パッと見だけならナチュラルカラーのラップトップや、モバイルガジェットと思っても不思議はないが、その実これは弁当箱

もはやそこにハコとしての要素はない。それでも、毎日のごはんのスマートな「持ち歩き」と、「カラダにいい」をとことん追求していった結果、たどり着いたのがこのカタチ『Fittbo』だった。

「超スリム」ランチボックス「超スリム」ランチボックス「超スリム」ランチボックス

そもそも、いくら素材が変わろうと「弁当箱といえばこう」なカタチがイメージできるはずだ。長方形やわっぱ型の楕円、スリムな細長タイプも何かと便利。ただし、どんなものでも底面が水平になるよう持ち運ぶことには変わらない、はずだった。

ところが、Fittboは重力の概念を完全に無視している。だって、立てて持ち歩いてもいいというのだから。

薄さわずか4センチ、
ビジネスバッグにもらくらくIN

「超スリム」ランチボックス ビジネスバックに入る

考えるまでもなく、ごはんやおかずが一方に偏ってしまうのは避けたい。かといってそれゆえのサイズUPは、デイパックならまだしも、ビジネスバッグユーザーには、いただけないハナシに違いない。

そこで、世の中的な動向を調べてみた。すると、売れ筋のもののほとんどがスリムな細長型。容量にもよるもののサイズはおおよそ9センチ、さらに薄いタイプでも、だいたい6センチが相場。

これでも十分、薄いことは薄い。が、Fittboはさらにその上を行くわずか4センチ!というのもこの薄型ランチボックス、水平にも、さらには垂直に入れても汁モレしない、しっかり密封のトレーがポイント。それも、どの角度だって大丈夫というんだから。

そして、ここにもうひとつ欧米の食生活を反映した、ヘルスコンシャスでうれしい側面も。

スリムなのは見た目だけにあらず
必要な栄養配分を仕切りでチェック

「超スリム」ランチボックス「超スリム」ランチボックス

実際、ここまで自分を追い込むランチは必要ないかもしれないけれど、誰にだって知っておいて損はない情報がひと目で分かるのがFittboのいいところ。一回に摂取するべき栄養分の目安量をコンパートメントごとに教えてくれる。つまりは、これ通りに食事を詰めるだけで、ヘルシーな生活に一歩近づくというスグレモノ。

例えば、コンパートメントの約半分は野菜を中心としたメニューに。タンパク質と炭水化物は、それぞれさらにその半分(1/4)ずつが好ましい、という具合。あとはドライフルーツでも、ナッツでも「mini snack」2か所を使い分ければ、それなりにバリエーション豊かなランチボックスができあがるんじゃないだろうか。

食習慣からでも
スタイリッシュ始めてみる?

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ちなみにサイズは縦横23.5センチ、こっちが逆にかさばって感じるかもしれない。まあ、カトラリーもFittbo内部に収納できて、トレーと一体型のコンパートメントも、パッキンの内ブタも、洗いやすい構造で電子レンジにも対応ならば、許容の範囲内かも。

「毎日がお弁当」というユーザーよりも、体質改善やダイエット中の人たちから熱視線が届きそう。Kickstarter経由だと日本円にして約5,000円は、目新しさ先行だとしても、う〜ん、思ったよりいい値段するなあ。

Licensed material used with permission by Fittbo
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。